愛国者・山本太郎

先入観を捨てて、自分の頭で考えよう。
いわゆる「保守」勢力から「反日」というレッテルを貼られて、蛇蝎のごとく嫌われている山本太郎が、移民の問題を正確に理解し、国民にわかりやすく解説し、安倍政権の推し進める移民受け入れに異議を唱えています。

山本太郎を持ち上げれば、これまでのように、「WJFプロジェクトは中核派だ」「WJFプロジェクトは共産党だ」というレッテルを貼られるであろうことを十分承知した上で、あえて、「愛国者・山本太郎」という挑発的なタイトルをかげて、バカウヨどものからっぽの頭をかち割ろうと思います。


外国人労働者が入るということ

外国人労働者を流入させるということがどういうことか。外国人を日本に入れるなというような差別的な意味で言ってるのではないと、おわかり頂けると思います。排外的な思いはひとつもない。ただ賃金の安い外国人労働者が大量に入ってきたら、あなたの仕事が奪われませんか?って話なの。あなたよりも長時間、安い賃金で働く、そんな労働者が増えたら…。「大丈夫だオレは特別な才能を持ってる、特殊な技能を持ってるんだ」そういう方なら大丈夫かもしれません。でもそんな技能、そんな才能を持った人、どれぐらいいらっしゃいますか?自分は大丈夫だって手を挙げられる人、どれぐらいいるんですか?ほとんどの人に当てはまりませんよ。ということは、ほとんどの人たちの仕事、常にビクビクしながら仕事を奪われるんじゃないかということを考えながら仕事をしなきゃいけない。文句も言えない。
「ちょっと仕事しんどいんですけど」
「あ、そう、お前の代わりはいくらでもいるよ」
そんな職場で働きたいか、そんな環境で生きていたいかってことなんです。

国家戦略特区

で、この外国人を大量に労働者として受入れるというようなことが、もうすでに「国家戦略特区」(として)ふたつ前の国会ぐらいで決まったことの中で、もう話し合われて、まずは「家事労働者」として、そして「介護労働者」として、限定的に受け入れようじゃないか。「国家戦略特区」「特区」の中では特別な規制緩和をしていって、特別に商売できるようにしていこう、その特区がうまいこといったら、この日本、特区以外のところでも解放していこう、という流れです。だとしたらこの労働市場という部分においてもう解放されていく可能性が高い。今、ただでさえ長時間労働、低賃金、非正規という働き方をこれから爆発的に増やされている中で、それに追い打ちをかけるように外国人労働者の流入まで認めてしまう、地ならしがすでにされている。

外国人に永住権を

先の国会で通った法案、これは永住権に繋がっていくような法案だったんです。その内容はどんなことなのか。3年間、すでにもう日本に滞在している外国人の方々に対して、特別な技能、特別な技術を持つ人、その方々には家族も含めて、そしてその人が連れてくる使用人、お手伝いさんなども含めて、無期限の滞留許可を与えようじゃないか。これ永住権に扉を開くものですよね。で、じゃわかりました、家族とおっしゃいましたが、家族とはどこまでの範囲ですか、奥さんですか旦那さんですか?子供までですか?おじいちゃんおばあちゃんまで?自分の兄弟まで?自分の親戚まで?際限ないんです。通った法案、法律の改正には一切書かれていない。結局どこまででも規制緩和できる可能性を残して、外側だけ作って、そして数の力で法律を通してしまった。ものすごく危険なんです。これは永住権だけじゃなくて、外国人労働者が、大量に流入してくることの地ならしであるということで。

保守?愛国者?

反対をしたのは誰なんだ、反対、誰がしました?自称「保守」と名乗る人たち、これに反対しなきゃいけないはずなんですよ。反対したのは共産党と山本太郎だけ。はぁ?って話でしょ。意味がわからない。この国の雇用、この国の仕事をより不安定化させるような状況を作って、何が保守だ、何が愛国者だ、聞いてて恥ずかしくなるわ。この国を順番に切り売りしていっている。それが保守の現状じゃないか。保守の名前返上しろ、ってことなんですよ。スタイルだけかよ、って。結局、やろうとしていることは大企業、大資本が求める安い労働力をどんどん提供できるように、皆さんの賃金が上がらないような施策を数々整えていっている。そればかりじゃなく、外国人労働者も流入してくればもうむちゃくちゃですよ。

日本の貧困層は16%

どうなっていくと思います?貧困層、爆発的に増えますよ。今現在、貧困と言われる人たち、どれぐらいの数が存在しているか皆さんご存知ですよね。その調査結果が8月に発表された。貧困って定義はなんなんだ、いろんな定義があるんですけれども、ひとりあたり9万3千円以下で暮らされている方々、これを貧困と呼ぶらしいです。定義はいろいろあるけれども、一番わかりやすいところで言うとそれ。この国に16%以上。ということは、6人から7人にひとりは貧困。じゃぁ待ってください、今あなたが立ち止まっている、信号待ちのこの交差点で、だいたい50人ぐらいいますか。もっといるかもしれない。向かい側には?6〜7人にひとりだったら、どれぐらいの数の人が貧困に当てはまるっていう状況なんでしょう?それだけじゃない、一人親世帯、1人で子供を養っている世帯は50%以上の貧困。そんな状況。美しい国?強い国?どこがだよ。首が絞まるようなことしか決めてないじゃないか。1%、0.1%の人たちしか儲かるような仕組みを作ってないじゃないか。そういう話なんです。

(出典: Compass of my heart 2014年9月13日)

外国人労働者(移民)受け入れを積極的に推進する安倍晋三。
外国人労働者(移民)受け入れに反対する山本太郎。

果たして「愛国者」はどちらなのでしょうか。

同じ「左翼」でも、宮崎駿のように、「国家などなくなったほうがよい。グローバル化が進んで、世界各国の国民や民族は、地球市民になればよい」と考えるタイプの左翼に、私は一切共感を持てません。このようなタイプの「左翼」に対しては「反日左翼」という烙印をおせばよい。

しかし、山本太郎のように、国民の生活を守ろうとする立場から、TPPや外国人労働者受け入れなどの「グローバリズム」「新自由主義」「構造改革」に異議を唱える政治家に、私は拍手喝采を送りたいと思います。山本太郎は、いわば「愛国左翼」です。

もちろん、山本太郎のような左翼が、「天皇制打倒」などと言い始めたときには、私は全身全霊で、反旗をひるがえすことでしょう。

しかし、幸い山本太郎や共産党のような左翼は、日本国憲法を死守しょうとする護憲派です。

彼らが日本国憲法を墨守する限り、彼らは天皇制を廃止することはできません。

天皇制は、日本国憲法に明記されているからです。

過激派だの、サヨクだのと言われている山本太郎が、移民に反対の声をあげる一方で、「保守・愛国」を標榜する人々が、移民受け入れ推進する安倍や自民党を、取り憑かれたように熱狂的に支持する。

どうしてこのような、転倒したことがおきているのか。

これには理由があります。

冷戦は1989年に終わりました。

1989年までの冷戦時代の世界は

「資本主義陣営 VS 共産主義陣営」

の二つに分かれていました。



しかし、冷戦終結後の1990年以降のポスト冷戦時代とは、西側と東側の世界が、資本主義によって一体化された時代です。



資本主義は、利潤の最大化を至上目的とします。

そして利潤の最大化のためには、非効率なコスト要因を最小化しようとします。

東側と西側を隔てていた壁や、国と国の間に横たわる壁、国境や関税、各国の異なる法律や規制は、資本家にとっては利潤の最大化を阻むコスト要因でしかありません。

ですから、東西の一体化を果たした資本家たちは、それらのコスト要因を取り除き、ますます世界の一体化を推進しようとします。

それが、「グローバリズム」です。

資本家の利潤の最大化のために、コスト要因となる、国境や関税を取り払い、各国の異なる規制や法律を緩和したり、統一したりしようとすること、これが「構造改革」であり、「新自由主義」です。

「グローバリズム」が進行し、国と国とを隔てる壁が取りぞかれていくと、やがて「国家」は消滅し、一つの統一された世界が実現します。

一元化された世界の中で、人々が幸せにくらせればいいのですが、資本家の利潤の最大化がそもそもの目的ですから、労働者は奴隷のような低賃金に抑えられていきます。社会保障もどんどん削られていきます。

なによりも、各国の文化や伝統や共同体がめちゃめちゃに破壊されていきます。

1989年の冷戦終結までは、共産主義が日本にとっての脅威でしたが、冷戦終結以降は、「グローバリズム」を推進する暴走する資本主義が、日本という「国家」にとっての脅威として現れたのです。

しかし、冷戦時代に人格形成を済ませた中高年たちは、このような時代状況の変化に全く気付いていません。

脳が硬化しており、先入観を払拭して、新しい状況を一から理解することできないのです。

彼らにとっては、ひたすら「左翼が悪」であり、「右翼が善」。

そして、安倍政権のような「グローバリズム」や「構造改革」や「新自由主義」を推進する政権、資本家の利潤の最大化のために「国家」すらをも消滅させようとする政権を、「愛国・保守」の政権であると勘違いをし、彼らが盲目的に支持した結果、日本という「国家」の終焉を招こうとしている。

それが今、私たちが置かれている危機的な状況なのです。

参考記事:
対日包囲網と「冷戦脳」(2013年09月20日)
グローバリズムと「二・一」構造(2014年6月10日)
多元的保守思想の復興(2014年7月9日)
二つの「保守」(2014年06月09日)
「すばらしき世界よ、永遠なれ」(2014年6月8日)
ものごとは二元性を超えた場所にある(2014年6月6日)
*
関連記事

コメントの投稿

非公開コメント

No title

去年からでしょうか、山本太郎氏の素晴らしさに目を見張っています。小沢氏についてからでしょうか。目覚ましい政治家としての成長が見受けられます。
これだけバッチリ情熱をもって訴えることができる政治家、生活に密着した問題をハッキリ訴えることができる政治家、いま他にいるでしょうか?
本当に説得力がありますよ。
山本太郎氏はこれから伸びると思います!

No title

7月8日に国家戦略特区、偽装移民法案が通ってしまいましたからね。

国家戦略特別区域法及び構造改革特別区域法の一部を改正する法律案(内閣提出、衆議院送付):本会議投票結果:参議院
http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/vote/189/189-0708-v002.htm

nicoさん

>ブログ主さんには「大切なお役目」があります。どうか、そちらにもお時間を当ててください。よろしくお願いします。

はい。コメントの返信はほどほどにします。

もうこのへんで・・・

毎日、ブログを読ませていただいています。コメントのやりとりも興味深く拝見しています。理解しようとせずにただからんでくる人たちに対し、実に丁寧に回答されておられること、とても敬服します。
でも、すでに、ここのコメントも30を超えました。もう、よろしいのでは。ブログ主さんには「大切なお役目」があります。どうか、そちらにもお時間を当ててください。よろしくお願いします。

ちょこぼさん

>皇室がなくなるかどうかの話とグローバリズムとは全く別の話
>皇室がなくなってもTPPを拒否すればグローバリズムに取り込まれることはない


日本の建国以来ずっと皇室が存在してきましたよね。
皇室が消えるということは、日本という国が消えることと同じ意味です。

「グローバリズム反対」「TPP反対」と言いながら「皇室なんかなくなっていい」「日本なんかなくなったっていい」って、自分が矛盾したことをおっしゃっているのが、本当にわからないんですか?

あなたがた左派の人たちは「皇室なんかどうでもいい」「日本なんかどうでもいい」という姿勢だから、右派の人たちの共感が得られない。だからいつまでたっても少数派であり、結果的にグローバリズムを食い止めることができない。

No title

皇室がなくなるかどうかの話とグローバリズムとは全く別の話
皇室がなくなってもTPPを拒否すればグローバリズムに取り込まれることはない

ちょこぼよ

>皇室がなくなるとなぜ暮らしが地に堕ちるんだ?
>TPPや消費税増税で暮らしが悪化するのは明白だが皇室がなくなろうと暮らしは変わらないだろ


f日本人の全員があなたのように、皇室なんかどうでもいい、日本の伝統なんかどうでもいい、日本という「国家」などどうでもいい、自分の生活さえよければそれでよいという個人主義を徹底したらたらどうなるか。

「国家」の枠組みは解体され、グローバル化がますます促進される。

グローバリズムとは、国家や共同体を破壊し、人間をばらばらの個に切り離すことと表裏一体だからだ。

その結果、あなたの暮らしは厳しさを増す。

グローバリズムに対抗するということは、「国家」の枠組みや伝統的な共同体を死守すること。

「国家」を死守するということは、日本という「国家」を支えてきた伝統的な制度、価値観、文化や伝統を死守すること。

日本という「国家」や、伝統的な共同体などどうでもいいといいながら、グローバリズムには反対という。

自分が矛盾したこと言っていること、国家や伝統を軽んじるあなたの考えがグローバリズムの促進に加担していること、理解できませんか?

No title

>「皇室なんかどうだっていい。日本の伝統も文化もどうでもいい。自分の暮らしさえよければあとはどうでもいい」
>そういうことをあなたが口にしたとたんに、その罰として、報いとして、あなたの暮らしは地に堕ちることでしょう。

皇室がなくなるとなぜ暮らしが地に堕ちるんだ?
TPPや消費税増税で暮らしが悪化するのは明白だが皇室がなくなろうと暮らしは変わらないだろ

ななっしーさん

>誰がその意図を持って仕掛けたのですか?

嫌韓が広がることで得をする勢力です。

親韓の安倍晋三を支持する嫌韓の人々
http://wjf-project.info/blog-entry-243.html

「双頭の鷲作戦」で滅ぼされる日本
http://wjf-project.info/blog-entry-376.html

まんじゅうこわい
http://wjf-project.info/blog-entry-888.html

反日と反日の板挟み
http://wjf-project.info/blog-entry-884.html

「在日がー」と騒ぎながら「在日外国人」を増やす安倍を支持する
http://wjf-project.info/blog-entry-877.html

忙しいので、やりとりはこれで打ち切ります。

No title

「放送権は、放送局が政府とは独立して保持しているものだからです」―ならばどうして「自民党という『超親韓政党』『売国の真打ち』誘導するための罠」になるのですか?誰がその意図を持って仕掛けたのですか?

ななっしーさん

>これ所謂「ブーメラン」になりませんか?WJFさんはこれを「自民党という『超親韓政党』『売国の真打ち』誘導するための罠でした」と言い切っていますよ。

下の一連の出来事は実際に起きた事実です。

フジテレビが韓流番組をやたら流す

→日本人の嫌韓感情が高まる

→日本人が右傾化する

→民主党が「親韓政党」であり、自民党が「反韓政党である」かのようなプロパガンダを流す

→嫌韓化し、右傾化した人々が、自民党に傾倒していく

→しかし、自民党は実際には民主党以上に、在日と癒着した超親韓政党なのであった

No title

>仮に、「民主党時代に」何かが起きたとして、その出来事が必ずしも「民主党のせいで」起きたわけではないことは、お分りになりますか?
>たとえば、民主党時代にフジテレビが韓流ドラマをたくさん放送したとして、民主党がフジテレビにそのように命令したわけではありませんよね。放送権は、放送局が政府とは独立して保持しているものだからです。

これ所謂「ブーメラン」になりませんか?WJFさんはこれを「自民党という『超親韓政党』『売国の真打ち』誘導するための罠でした」と言い切っていますよ。何でも「自民党の売国政策を進めるためだ」という精神状態に陥っていませんか?

>「民主党政権は自民党政権よりも酷い部分があった」という結論に至るのか、私には理解不能です。

「より」と言いましたが、比較というより「民主党政権時に起こった酷いこと」と言いたかったのです。

ななっしーさん

>「民主党政権時に起こった酷いこと」と言いたかったのです。

仮に、「民主党時代に」何かが起きたとして、その出来事が必ずしも「民主党のせいで」起きたわけではないことは、お分りになりますか?

たとえば、民主党時代にフジテレビが韓流ドラマをたくさん放送したとして、民主党がフジテレビにそのように命令したわけではありませんよね。放送権は、放送局が政府とは独立して保持しているものだからです。

なぜ、民主党時代に起きたことが、なんでもかんでも民主党のせいにされて、「民主党政権は自民党政権よりも酷い部分があった」という結論に至るのか、私には理解不能です。

具体的に、民主党と自民党の政策の内容を比較して論じないと、どちらがましとか、ひどいという話は成り立たないと思います。

No title

>じゃあ、実際に民主党がやった政策の何が、今安倍政権がやっている政策よりもひどいのか具体的に上げてみてください。

「より」と言いましたが、比較というより「民主党政権時に起こった酷いこと」と言いたかったのです。民主党政権時に起こった酷いことを指摘しようものなら、WJFさんは「安倍信者」の箱に放り込むのです。安倍信者と同じ思考回路ですね。私は様々な政党を批判、または賞賛したりして相手の反応を窺っています。

ななっしーさん

>何故僅かにも民主党政権は自民党政権よりも酷い部分があった

じゃあ、実際に民主党がやった政策の何が、今安倍政権がやっている政策よりもひどいのか具体的に上げてみてください。

No title

何度言えば分かるのですか?私は自民党は糞売国政党と認識していると言ってるでしょう。何故僅かにも民主党政権は自民党政権よりも酷い部分があったと言おうものなら典型的な安倍信者という箱に放り込むのですか?理解に苦しみます。自民党を非難しようものなら在日という箱に放り込む安倍信者と同じですね。

No title

>そうかもしれませんね。どこにその確たる証拠があるのかは知りませんが。


この数年、展開されてきた下のようなプロパガンダを見れば子供でもわかります。

パチンコは悪だ。だから自民党を応援しよう。
韓国は反日だ。だから自民党を応援しよう。
在日は悪だ。だから自民党を応援しよう。
民主党は悪だ。だから自民党を応援しよう。

昔から政治をある程度みてきた人なら、上のプロパガンダをみて「おかしい」と気付けるのですが、民主党時代から政治に関心を持つようになった人たちは、それ以前の自民党のことを何もしらない。だから上のプロパガンダに触れても何がおかしいかも理解できず、簡単に騙されてしまいます。

ななっしーさんも、早く豁然大悟してください。

豁然として大悟する
http://wjf-project.info/blog-entry-843.html

No title

>自民党という「超親韓政党」「売国の真打ち」誘導するための罠でした。

そうかもしれませんね。どこにその確たる証拠があるのかは知りませんが。

ななっしーさん

連日連夜韓国のドラマやアーティストがテレビで放映され、これもおそらく強烈に民主党は売国政党(民主党と直接関わりがあるのかは知らないが)と印象付けたと思います。

自民党という「超親韓政党」「売国の真打ち」誘導するための罠でした。

ちっとは頭を使いましょう。

No title

パチンコの件は分かりました。WJFさんは誤解していますが、私は自民党は売国政党だと思っています。「自民党はこれだけ酷い」と言われなくても分かっています。「アクロバティックな安倍擁護」をしたから安倍信者に間違われているかもしれませんが、擁護したつもりはありません。話は変わりますが、自民党時代にも所謂韓流はありましたが、民主党時代が最も酷かったですね。連日連夜韓国のドラマやアーティストがテレビで放映され、これもおそらく強烈に民主党は売国政党(民主党と直接関わりがあるのかは知らないが)と印象付けたと思います。

kenkenさん

同じような趣旨のことを下の記事で述べています。ぜひ読んでみてください。

「多元的保守」とは何か(6)
http://wjf-project.info/blog-entry-481.html

No title

反日サヨクと、ネット時代の到来で育ったいわゆるネットウヨクの日本観は、明治天皇と明治政府から始まってるような気がします。それ以前の時代の、上層から下層まで見渡した日本人の歴史が抜け落ちてるかのようです。

今の政権も、ネットで育ったネットウヨクの好物を目の前に並べ票に結び付け上手い事政権を執ったら後は自分のやりたい事だけをやる。そういう人達が日本では保守と呼ばれてるのが日本社会の悲劇だと思います。

羽織袴や艶やかな着物が日本の民族衣装としての着物ではなく、野良着が日本の民族衣装なのかなと思うこの頃です。

おかしなコメントでスミマセン。




ちょこぼさん

>天皇制なんてなくなろうが続こうがどうでもいい話
>TPPや移民や派遣法改悪や消費税増税などそっちの方が生活に結びつく優先すべき大問題


あなたの個人の暮らしがよければ、あとはどうだっていいってことですか?

残念ながら、あなたの個人の暮らしを守るためにこそ、皇室も含めた日本の伝統や文化を守っていかなくてはならない。それらのもの、つまりは先人たちの努力の積み重なりが、あなたの気付かない間に、いまの、あなたをの暮らしを支えているからです。

「皇室なんかどうだっていい。日本の伝統も文化もどうでもいい。自分の暮らしさえよければあとはどうでもいい」

そういうことをあなたが口にしたとたんに、その罰として、報いとして、あなたの暮らしは地に堕ちることでしょう。

自分が帰属する文化や伝統を軽んじるとき、あなたは人間であることをやめて、ただの「動物」になるのです。文化も伝統も持たない生き物は、ただの「動物」に過ぎないからです。

ななっしーさん

>ということは民主党時代に一気にパチンコのコマーシャルが増えて、震災後に自主規制が行われ、その後行政が規制を始めたということですね。分かりました。

wikipediaの「パチンコ」の記事にある情報ソースが掲げられています。

パチンコ台のテレビCM自粛、「子どもが見る」朝夕各4時間

パチンコ機器メーカー30社で作る「日本遊技機工業組合」(東京・中央区)は、来年4月から、午前5時〜同9時と、午後5時〜同9時の間、パチンコ台のテレビCMを自粛することを決めた。

 パチンコのCMが近年増加していることに対し、「子どもが見ている時間帯にふさわしくない」といった批判が視聴者から高まっていることを受けたもの。

民間の調査機関「CM総合研究所」(東京・港区)によると、在京キー局5局でのパチンコ関連CMの年間放送回数は、2004年には2066回だったが、07年には1万3151回にまで急増。今年は1〜10月だけで1万6443回に上っている。パチンコCMをめぐっては、今年4月、放送界の第三者機関「放送倫理・番組向上機構」(BPO)の青少年委員会でも、問題視する声が上がっていた。

(2008年12月12日14時53分 読売新聞)


上の記事によれば、パチンコCMの放送回数が急増したのは、2007年からであり、民主党に政権交替する前からのことです。民主党に政権交替した2009年8月の直前4月からは、子どもがテレビをみる時間帯である午前5時〜同9時と、午後5時〜同9時の間は、パチンコのCM放送を控えるという自主規制が始まっていますから、むしろパチンコCMの放送回数は2008年までの、自民党時代より減っているはずです。

バカウヨ勢力は「民主党=親韓政党 VS 自民党=反韓政党」であるかのようなデマを垂れ流してきましたが、事実は「民主党=親韓政党 VS 自民党=超親韓政党」です。

うそだと思ったらwikipediaで「日韓議員連盟」の議員リストや、「パチンコ議連」の議員リストを見て、その大半が自民党の議員であることを自分の目で確かめてみてください。

No title

天皇制なんてなくなろうが続こうがどうでもいい話
TPPや移民や派遣法改悪や消費税増税などそっちの方が生活に結びつく優先すべき大問題
そしてそれらを推進するのが売国自民党や公明党や次世代や維新や民主党

WJFさん

ということは民主党時代に一気にパチンコのコマーシャルが増えて、震災後に自主規制が行われ、その後行政が規制を始めたということですね。分かりました。

くまおさん

>大爆笑wwwww
>仮に,あり得ないけど政権与党になったら言い出すにきまってるだろ。


仮に現在、左翼政権が誕生したところで、彼らが天皇制を廃止することはできません。なぜなら日本国憲法に天皇制が定められており、左翼政党はすべて日本国憲法の遵守をうたっており、憲法を改正しないかぎり、天皇制を廃止できないからです。

天皇制の危機はもう少し先の未来にあります。

1. 安倍政権の推し進めるTPPや移民受け入れなどのグローバル化によって、日本国内の外国人比率が高まり、国内の混血が進み、日本人としての民族意識の継承が途絶えていくことによって。

2. 安倍政権の経済政策のしわ寄せをうけるのは、若者世代です。彼らは自分より上の世代の安倍政権を盲信する「バカウヨ」たちのバカさ加減、ぶざまさ、かっこわるさ、嘘つきぶり、自己矛盾、無責任さをまざまざと見せつけられてきました。今後、若者たちの間に「右翼的なもの」への嫌悪感が広がっていきます。「バカウヨ」たちが、左翼の人たちが掲げる健全な主張をも一笑に付し耳を貸さなかったことの反動として、左傾化していくであろう若者たちは、右翼の人たちの掲げる健全な主張をも一笑に付し唾棄するようになります。この時、彼らは天皇制や日本の伝統そのものにも憎悪を向けるようになるでしょう。

上の二つの要因によって、天皇制は危機にさらされているのですが、上の二つともそれを引き起こした原因は、皮肉にも、「天皇陛下万歳」といって日の丸をふりまわし、安倍政権を支持してきた「バカウヨ」たちにあるのです。

天皇制は、左翼のみならず、「バカウヨ」によっても、危機にさらされています。

No title

>>もちろん、山本太郎のような左翼が、「天皇制打倒」などと言い始めたときには、私は全身全霊で、反旗をひるがえすことでしょう。

大爆笑wwwww
仮に,あり得ないけど政権与党になったら言い出すにきまってるだろ。
>>保守=中韓嫌いのB層 とも言えると思います。
かくいう私もその愚民の一人でした。

ま,結局言いたいのはこれだけ

保守=中韓嫌いのB層 とも言えると思います。
かくいう私もその愚民の一人でした。
安部が選挙公約を堂々と破り、TPPの交渉参加を嬉々として発表した時までは。
とは言うものの、私が今出来る事と言えば、安倍やTPPの危険性を周囲に訴えること、TPP違憲訴訟の原告団に名を連ねる事、デモに参加する事位です。
こちらのブログの様に世間に発信力の有る手段は何一つ持ち合わせていません。
毎日歯痒い思いで、他にもっと効率的に売国奴達にダメージを与える方法は無いものか?と考えながらも答えを見いだせずに悶々としながら生きている状況です。

ななっしーさん

>連日連夜パチンコのコマーシャルが流れ、一体どうなっているんだと思いました。

パチンコのCMが減った原因は、2011年3月の東日本大震災以降、パチンコ業界が自主規制を行っていることにあります。(wikipedia「パチンコ」参照)

行政側の動きとしては、2011年8月に、警察庁がパチンコの広告規制を始めました。

参考記事:
8月1日から始まったパチンコ広告規制の内容
http://matome.naver.jp/odai/2131217737732895401


これらの規制は民主党時代から行われているものであり、自民党が始めたものではありません。

パチンコと政治の癒着は、自民党や安倍の方がはるかにひどく、そもそも安倍の下関事務所の建物は在日系のパチンコ企業のものです。安倍政権の推し進めるカジノ合法化は、パチンコ業界への利益誘導という側面をもっています。パチンコ合法化、カジノ合法化を目指す、カジノ議連(国際観光産業振興議員連盟)のメンバーの大半は自民党の議員です。

参考記事:
安倍とパチンコ業界の「蜜月」
http://www.sentaku.co.jp/category/politics/post-2992.php


>しかし慰安婦に謝罪をし、日本の政府予算で補償する予定だった訳ですが、そっちの方が良かったと思いますか?

野田政権が推し進めていたのは、「佐々江提案」というものですが、この「佐々江提案」は消滅したわけではなく、水面下で現在も交渉が行われています。

参考記事;
韓国日本案で妥協? 手打ちに泣く人笑う人
http://ianfukangaeru.blogspot.jp/2015/02/blog-post_27.html


ネックになっているのは、韓国の挺対協が、あくまで国家賠償に固執していることであり、韓国政府の説得を受け入れて挺対協が人道的な賠償でもよしとするならば、安倍政権下で、「佐々江提案」が実行に移される可能性もあります。安倍ならやりかねません。

また、謝罪であれば、小泉純一郎が、元慰安婦たちに総理大臣として謝罪の手紙を送っていますし、安倍晋三も謝罪しています。

参考記事:
慰安婦問題に関する安倍晋三の謝罪をめぐって
http://wjf-project.info/blog-entry-318.html


民主党に関しては、実に多くのデマが保守界隈に拡散されてきました。例を挙げると、民主党時代、次のようなデマが拡散されました。

【重要・緊急拡散】日本の国民健康保険が中国人に搾取され続けていた事が発覚!!!!! 民主党の小宮山洋子が大幅に加入条件を緩和 ⇒ たった3ヶ月の滞在で保険制度を5年間も適用!!!! 全て日本の血税で賄われる羽目に!!!! 2ch「これはマジでヤバイぞ」「国保はどこも赤字が凄くてもうパンク寸前らしい」「これは氷山の一角」「シナチョンを殲滅しろ

多くの人たちが、この話を鵜呑みにして「民主党はなんという売国政党!」と腹をたてたものですが、ソースをきちんと調べれば、このような制度改変を行ったのは自民党の麻生政権であることがわかります。

参考記事:
国民健康保険の外国人の加入条件を緩和したのは誰か
http://wondrousjapanforever.cocolog-nifty.com/blog/2013/06/post-def1.html


逆に、「7月9日に安倍さんが通名を廃止する」などというデマも流されてきましたが、新しい在留管理制度(これも麻生政権が決めたものです)が施行されたのは2012年7月の民主党政権時代ですから、「7月9日に民主党が通名を廃止する」という言い方も可能だったのです。(通名が廃止されるという話そのものもデマなのですが)

このように、民主党が行ったとされる「売国」の多くは、自民党が長く行ってきた売国政策をそのまま受け継いだものだったり、自民党が決めた法改正が、民主党時代に施行されただけだったりするのですが、自民党の売国行為が、すべて民主党のせいにされて、「民主党=悪の売国政党 VS 自民党=正義の愛国政党」であるかのようなデマが執拗に拡散されてきました。

そもそも、政権政党しか「売国」はできないのですが、戦後一貫して自民党が政権政党でありつづけてきたことからわかるように、自民党を超える「売国」を行ってきた政党は過去に存在しません。民主党が政権政党であった時期はわずか3年半であり、民主党が実行できた「売国」など、子供の砂遊び程度のものです。民主党の政策の中には、いま振り返れば讃えられるべきよい政策も含まれていました。子ども手当や高校無償化は、少子化対策として優れたものでしたし、自殺者数は民主党時代、消費税増税を行った橋本内閣以降、初めて3万人を割りました。鳩山の年次要望会各所の廃止も勇気ある決断でしたし、決して何もかも全否定されるような政権ではありませんでした。

かといって、私は「民主党は売国政党ではなかった」と申し上げたいわけではありません、民主党が売国政党であったとしても、民主党には自民党にはないある顕著な美点を持っていました。それは、決して国民から「救国政権」だの「愛国・保守政党」だのと持ち上げられず、信者のように盲信する支持者を持たず、常に国民の厳しい目にさらされ続けてきたことです。何か間違ったことを行おうものなら、激しいバッシングに晒されました。民主主義の健全な姿がそこにはありました。政権担当能力の未熟さも、民主党の売国へのブレーキとなりました。

安倍政権になって、安倍がどんな非道な売国政策を実行に移そうとも、批判の声はあがらなくなりました。行われてきたのはアクロバティックな擁護、擁護、擁護。

いわく、「安倍さんは悪くない。周りがわるい」
いわく、「安倍さんの許可を取らずに、事務方が勝手にやった」
いわく、「木下某のせいだ」
いわく、「安倍さんを信じよう」

多くの人たちが、安倍政権は「救国政権」なのだと洗脳されてしまったためです。

WJF

WJFさん、「竹島に関して不法占拠と明確に表現した」というのは教科書上の話です。

http://www.sankei.com/life/news/150406/lif1504060031-n1.html

戦後の日本を作って来たのは自民党ですから、彼等に責任があるのは重々承知しております。しかし民主党時代も正直酷かったです。自民よりはましかもしれませんが、民主党時代は私が住んでいるところでは連日連夜パチンコのコマーシャルが流れ、一体どうなっているんだと思いました。政治にあまり興味のない人達も皆口を揃えて気持ち悪がっていました。今ではすっかりやみましたが、もう民主党時代にはあまり戻りたくないです。目に見えて分かる悪夢でした。今は目に見えにくい悪夢が始まっていますね。野田はまだマシでしたね。しかし慰安婦に謝罪をし、日本の政府予算で補償する予定だった訳ですが、そっちの方が良かったと思いますか?もしかしたら慰安婦問題は沈静化したかもしれません。

ななっしーさん

>竹島に関しては不法占拠と明確に表現した

竹島は韓国に不法占拠されていると明言したのは、民主党の野田総理です。

野田佳彦首相は24日夕、官邸で臨時に記者会見し、島根県・竹島(韓国名・独島)と沖縄県・尖閣諸島は日本固有の領土と強調した上で、韓国や中国による領有権の主張に対し「毅然(きぜん)とした態度で冷静沈着に不退転の覚悟で臨む」と決意表明した。日本の領土に関して首相が会見したのは異例。

http://www.sponichi.co.jp/society/news/2012/08/25/kiji/K20120825003971980.html

野田政権は、歴史上初めて、竹島問題の国際司法裁判所への単独提訴の直前まで準備を進めましたが、(共同提訴の提案は合計3回行っているが単独提訴は初めて)、安倍政権は、単独提訴を取りやめてしまいました。

民主党が竹島問題を放置したかのようなプロパガンダが行われてきましたが、事実は異なり、竹島問題を長く放置するどころか、韓国の実効支配を支援してきたのは自民党です。

参考記事
国際司法裁判所単独提訴取りやめから窺い知れるもの
http://wondrousjapanforever.cocolog-nifty.com/blog/2013/01/post-88c4.html

安倍政権は、竹島は日米安保の適用対象外であるという閣議決定を行っています。

島根県の竹島について、安倍晋三内閣は2014年5月13日、日米安保条約の適用対象外だとする答弁書を閣議決定した。新聞各紙が報じた。

その理由としては、竹島は韓国が実効支配しており、「現実に我が国が施政を行い得ない状態だ」としている。答弁内容は、民主党の辻元清美衆院議員の質問主意書に対するものとして決めた。

http://www.j-cast.com/2014/05/14204683.html

尖閣諸島問題に関しても、安倍政権は、日中首脳会談を開催してもらう見返りに、中国に対して事実上、領土問題の存在を認めてしまっています。
http://deliciousicecoffee.blog28.fc2.com/blog-entry-5632.html

No title

そもそも安倍政権は何か右翼的なこと今までやったのか。教科書の領土問題に対する日本の主張の記載を増やし、竹島に関しては不法占拠と明確に表現したことくらいしか思いつかない。WJFさんはまとめサイトに反応していますが、私には自民党が管理している様に思える。所謂「ネトサポ」も投入されているのだろう。

僕はWJFさんの主張全てに賛同しているわけではないですが、今回のエントリー内容には100%同意ですね。誰かこの山本太郎の発言に対して理論的に反論出来る方がいるなら是非コメントして欲しいものです。「あいつは過去にこんなこと言っていた!」とか「あいつは誰々と関係がある!」とか、そういう反論ではなく、今回の発言内容に対しての明確な反論です。

竹中の言っていることと安倍のやっていることはほぼイコールですが、一度保守と自認しながら安倍自民党を擁護する方々に 、竹中平蔵という人物に対する評価を聞きたいものです。
WJFプロジェクトについて
作品リスト
政治的立場
WJFプロジェクトは、日本の主権、伝統、国柄を守る保守的な観点から、安倍政権が推し進めるTPP参加、構造改革、規制緩和、憲法改正、安保法制、移民受入などのグローバル化政策に反対しています。
TPP交渉差止・違憲訴訟の会
YouTube
WJFプロジェクトの動画作品は以下のYouTubeのチャンネルでご覧になれます。

お知らせ
アクセス・カウンター


今日の一言
道州制の本質

道州制によって得をするのはグローバル勢力であり、私たち日本人には何の利益もないどころか、地域経済の疲弊、コミュニティーの破壊、伝統文化の消滅、都市への集中と過疎化の激化、地域間格差の拡大など、多くの害悪をもたらします。

参考記事; 道州制: 何が問題なのか
最新記事
コメント
<>+-
アーカイブ


RSSリンク
RSSリーダーに下のリンクを登録されると、ブログの記事やコメントの更新通知を受け取ることができます。