亡国の使徒、チャンネル桜・水島総の妄言を暴く(1)
彼らの洗脳から目覚めよ。
※この記事は、旧ブログの記事「「亡国の使徒、チャンネル桜・水島総の妄言を暴く(1)」(2013年3月3日)」を再掲したものです。
昨日水島総の妄言: 他人の話を批判的に聞く訓練という記事で、一種の思考訓練として、チャンネル桜の水島総氏の最近の発言に批判的に耳を傾け、矛盾する点や、問題点を見つけてみてくださいというお題を出させていただきました。
少なからぬ皆さんが、それぞれ、慧眼に富んだ批判的な分析を披露してくださり、はっとさせられる多くの発見をさせていただきました。
今日は、私なりの視点から、彼の発言を分析し、批判的な解釈を施してみたいと思います。
昨日水島総の妄言: 他人の話を批判的に聞く訓練という記事で、一種の思考訓練として、チャンネル桜の水島総氏の最近の発言に批判的に耳を傾け、矛盾する点や、問題点を見つけてみてくださいというお題を出させていただきました。
少なからぬ皆さんが、それぞれ、慧眼に富んだ批判的な分析を披露してくださり、はっとさせられる多くの発見をさせていただきました。
今日は、私なりの視点から、彼の発言を分析し、批判的な解釈を施してみたいと思います。
皆さんこんばんは。
直言極言の時間です。ええ、今日はですね。安倍内閣の行方ということなんですけれども、血を流す覚悟の戦略、これが安倍内閣の未来、これを切り開く、そういったお話をしてみたいと思います。
血を流すというちょっと極端な言い方だと聞こえるかも分かりませんけれども、わたくしは最近のいわゆるアジア情勢、あるいは日米関係、こういうものを見た時、本当の意味で、日本を取り戻す、あるいは戦後体制からの脱却、こういうものを考えた時、ある意味で日本人が、血を流す、そういった覚悟と用意をしなければいけない時代が来たということであります。
戦後、アメリカという国によって、我々の国は戦争をしなかった。一人も、自衛隊員も、国民も、事故は別、あるいは海外で死んだ方は別として、戦争で死ぬということはありませんでした。そういう中で、私たちはこれを平和と考えてきたわけであります。しかし、世界の状況は変わった。冷戦が終わって、ある種の群雄割拠、戦国時代とも言える帝国主義時代に突入したということであります。そういう中で、私たちの国は、エネルギー問題、軍事政治の問題、こういった問題で、さまざまな形で決断、あるいは実行力、前へ進むことを要求されている。
ということなんですけれども、実際はどうかと言えば、我々国民が、奇跡のように安倍晋三内閣を誕生させた。そして安倍内閣が、今、これははっきり断言していいと思いますけれども、日本で唯一の戦後体制、そして日本を取り戻す、そういった方向で動いている内閣、これが出現し、今二ヶ月が過ぎたということだと思います。
しかし、現実には先日の日米首脳会談、こういう中でアメリカが死にものぐるいで、日本に経済戦争を仕掛けてきている、これはTPPのことであります。そういう中で、尖閣という紛争というかですね、領土の危機、これをカードにされている。中国の暴れ狂う覇権主義、侵略、こういったものをカードに、アメリカは日本にいわゆる安全保障という面で、カードで、譲歩を要求してきたわけであります。このことを私は、相当タフなミーティングというかですね、対決、こういうものが両首脳の中で行われたことを想像するんですけれども、これは経済戦争であるという本質を私たちは忘れてはいけないと思います。ともすれば、戦後の保守の人たちは、日米が結束を絆を分かち合って、自由貿易を促進して、WIN-WINの関係であるというような、そういった幻想をふりまいている。その尖兵となっている。そして、それを伝えるのが日本の全マスメディア、新聞もテレビもそういう形でTPP推進を訴えているわけであります。世論の調査も訳の分からないまま、日本のTPP参加を、賛成する人が増えていると報じています。
しかし、我々の番組で伝えたように、このTPPは、主権という日本の持っている日本の関税自主権、これを原則的に放棄する形を要求している交渉であります。私たちは先人が血を流しながら獲得してきた関税自主権、こういったものを守り抜くべきであると思います。もしこれを放棄すれば、いつも私がいうことではありますが、68年もの間、我が国2000年以上の歴史の中で、外国人の軍隊をのうのうと68年間も居座らせてきた。こういう恥ずべき世代、恥ずべき日本国民であることを自覚できないのと同じように、この経済の面でも、関税自主権を外国との共有にしてしまう、放棄する。誠に先祖に対する申し訳なさ、これを痛感するわけだし、それからこれから生まれ育っていく子孫のためにも、痛恨の政治を進めることになってしまうと考えるわけであります。
そういう中で私は、討論の中でもお話しましたけれども、今の日本の置かれた状況はどうだろう。徳川家康のいわゆる豊臣秀吉に対する臣従の礼、つまり、徳川家康と豊臣秀吉が、両雄を立っていたとき、ついに軍門にくだった形で、京都に来なさいという命令に従う形で、徳川家康は上洛しました。そして臣下の礼をとったわけであります。これを徳川家康は、長い戦略的な視線の中で膝を屈したような状態だったわけであります。しかし、徳川家康はこれによって、じゃあ、今の言葉でいう、根性なしか、ヘタレだったかということを考えれば一目瞭然の歴史的な事実であります。人の人生は重荷を背負って歩んでいくような物である。というような言葉を残したと言われる家康。長い戦略的な中で、自分の力を蓄え、そして最後は自主独立そして日本の日本を統一していく、そういった歩みをしていった徳川家康の、あの今川義元の人質となって力を蓄え、そして岡崎の城主となって戻り、そして織田信長に仕え、そして豊臣秀吉に仕えながら、じっと自分の権力を握る日を志していた。これが今の日本と重なるわけであります。一つ違うのは、徳川家康は武勇の人でもあったということでもあります。私たちに今足りないこと、血を流す覚悟をもって日本の自主独立を取り戻していく。こういう覚悟が今求められていると思います。
尖閣諸島も、あるいは拉致被害者の奪還も、こういった北方領土の問題も含めて、私たちが世界の非難を浴びても、あるいは尖閣諸島で血を流す、そういった状態が起きても、もっと極端な暴論として言えば、13万人の中国在住の商売をしている人たち、これが人質にされても、国の行方というもの、国の将来、長い目を見た時、こういった人たちと、我が国の主権、領土、こういうものを守っていくか、いけるか、このことが問われる時代になっていると私は思っております。
そういう意味で、今私たちが考えるのは、いちばん手っ取り早いという言い方でございますけれども、いつも言うことではありますが核武装であります。少なくとも核武装の覚悟を示すこと、何か、この間の北朝鮮の核実験の前に、私たちは言うべきだ。NPT体制の疑問、それから脱退の可能性、あるいはもし中国がもし我が国の領土、尖閣諸島を、占領するような、侵入するようなことがあれば、私たちは核武装の可能性を否定しない。NPT体制の打破を目指す。脱退を目指すというそういう可能性を否定しないという言い方。
そして尖閣で、小規模ではありますが必ず武力紛争が起きる可能性が高い。そういった時、私たちが国民であれ、自衛隊員であれ、海上保安庁であれ、血を流す覚悟を持って、我が国の主権、国家主権の大事さ、我が国の魂、我が国の名誉、誇り、これを守り抜いていく、このことを示す。それを世界に示していくことが、我が国の自主独立、そして核武装への道を開くものだと考える訳であります。血が今必要としてるかもわからない。
ちょっと極端な言い方になりますが、私たち、私も含めまして、国民皆先頭になってこの戦いを進めなければいけない。それがなければもしかしたら、戦後の惰眠、68年間も無駄な眠りを過ごしてきた。眠れる獅子なのか、眠れるウサギなのか、この違いが明らかになると考える訳であります。共に、国民として、日本国民の誇りを持った国民運動をこれからも続けたいと考える訳であります。
今日は以上です。
直言極言の時間です。ええ、今日はですね。安倍内閣の行方ということなんですけれども、血を流す覚悟の戦略、これが安倍内閣の未来、これを切り開く、そういったお話をしてみたいと思います。
血を流すというちょっと極端な言い方だと聞こえるかも分かりませんけれども、わたくしは最近のいわゆるアジア情勢、あるいは日米関係、こういうものを見た時、本当の意味で、日本を取り戻す、あるいは戦後体制からの脱却、こういうものを考えた時、ある意味で日本人が、血を流す、そういった覚悟と用意をしなければいけない時代が来たということであります。
戦後、アメリカという国によって、我々の国は戦争をしなかった。一人も、自衛隊員も、国民も、事故は別、あるいは海外で死んだ方は別として、戦争で死ぬということはありませんでした。そういう中で、私たちはこれを平和と考えてきたわけであります。しかし、世界の状況は変わった。冷戦が終わって、ある種の群雄割拠、戦国時代とも言える帝国主義時代に突入したということであります。そういう中で、私たちの国は、エネルギー問題、軍事政治の問題、こういった問題で、さまざまな形で決断、あるいは実行力、前へ進むことを要求されている。
ということなんですけれども、実際はどうかと言えば、我々国民が、奇跡のように安倍晋三内閣を誕生させた。そして安倍内閣が、今、これははっきり断言していいと思いますけれども、日本で唯一の戦後体制、そして日本を取り戻す、そういった方向で動いている内閣、これが出現し、今二ヶ月が過ぎたということだと思います。
しかし、現実には先日の日米首脳会談、こういう中でアメリカが死にものぐるいで、日本に経済戦争を仕掛けてきている、これはTPPのことであります。そういう中で、尖閣という紛争というかですね、領土の危機、これをカードにされている。中国の暴れ狂う覇権主義、侵略、こういったものをカードに、アメリカは日本にいわゆる安全保障という面で、カードで、譲歩を要求してきたわけであります。このことを私は、相当タフなミーティングというかですね、対決、こういうものが両首脳の中で行われたことを想像するんですけれども、これは経済戦争であるという本質を私たちは忘れてはいけないと思います。ともすれば、戦後の保守の人たちは、日米が結束を絆を分かち合って、自由貿易を促進して、WIN-WINの関係であるというような、そういった幻想をふりまいている。その尖兵となっている。そして、それを伝えるのが日本の全マスメディア、新聞もテレビもそういう形でTPP推進を訴えているわけであります。世論の調査も訳の分からないまま、日本のTPP参加を、賛成する人が増えていると報じています。
しかし、我々の番組で伝えたように、このTPPは、主権という日本の持っている日本の関税自主権、これを原則的に放棄する形を要求している交渉であります。私たちは先人が血を流しながら獲得してきた関税自主権、こういったものを守り抜くべきであると思います。もしこれを放棄すれば、いつも私がいうことではありますが、68年もの間、我が国2000年以上の歴史の中で、外国人の軍隊をのうのうと68年間も居座らせてきた。こういう恥ずべき世代、恥ずべき日本国民であることを自覚できないのと同じように、この経済の面でも、関税自主権を外国との共有にしてしまう、放棄する。誠に先祖に対する申し訳なさ、これを痛感するわけだし、それからこれから生まれ育っていく子孫のためにも、痛恨の政治を進めることになってしまうと考えるわけであります。
そういう中で私は、討論の中でもお話しましたけれども、今の日本の置かれた状況はどうだろう。徳川家康のいわゆる豊臣秀吉に対する臣従の礼、つまり、徳川家康と豊臣秀吉が、両雄を立っていたとき、ついに軍門にくだった形で、京都に来なさいという命令に従う形で、徳川家康は上洛しました。そして臣下の礼をとったわけであります。これを徳川家康は、長い戦略的な視線の中で膝を屈したような状態だったわけであります。しかし、徳川家康はこれによって、じゃあ、今の言葉でいう、根性なしか、ヘタレだったかということを考えれば一目瞭然の歴史的な事実であります。人の人生は重荷を背負って歩んでいくような物である。というような言葉を残したと言われる家康。長い戦略的な中で、自分の力を蓄え、そして最後は自主独立そして日本の日本を統一していく、そういった歩みをしていった徳川家康の、あの今川義元の人質となって力を蓄え、そして岡崎の城主となって戻り、そして織田信長に仕え、そして豊臣秀吉に仕えながら、じっと自分の権力を握る日を志していた。これが今の日本と重なるわけであります。一つ違うのは、徳川家康は武勇の人でもあったということでもあります。私たちに今足りないこと、血を流す覚悟をもって日本の自主独立を取り戻していく。こういう覚悟が今求められていると思います。
尖閣諸島も、あるいは拉致被害者の奪還も、こういった北方領土の問題も含めて、私たちが世界の非難を浴びても、あるいは尖閣諸島で血を流す、そういった状態が起きても、もっと極端な暴論として言えば、13万人の中国在住の商売をしている人たち、これが人質にされても、国の行方というもの、国の将来、長い目を見た時、こういった人たちと、我が国の主権、領土、こういうものを守っていくか、いけるか、このことが問われる時代になっていると私は思っております。
そういう意味で、今私たちが考えるのは、いちばん手っ取り早いという言い方でございますけれども、いつも言うことではありますが核武装であります。少なくとも核武装の覚悟を示すこと、何か、この間の北朝鮮の核実験の前に、私たちは言うべきだ。NPT体制の疑問、それから脱退の可能性、あるいはもし中国がもし我が国の領土、尖閣諸島を、占領するような、侵入するようなことがあれば、私たちは核武装の可能性を否定しない。NPT体制の打破を目指す。脱退を目指すというそういう可能性を否定しないという言い方。
そして尖閣で、小規模ではありますが必ず武力紛争が起きる可能性が高い。そういった時、私たちが国民であれ、自衛隊員であれ、海上保安庁であれ、血を流す覚悟を持って、我が国の主権、国家主権の大事さ、我が国の魂、我が国の名誉、誇り、これを守り抜いていく、このことを示す。それを世界に示していくことが、我が国の自主独立、そして核武装への道を開くものだと考える訳であります。血が今必要としてるかもわからない。
ちょっと極端な言い方になりますが、私たち、私も含めまして、国民皆先頭になってこの戦いを進めなければいけない。それがなければもしかしたら、戦後の惰眠、68年間も無駄な眠りを過ごしてきた。眠れる獅子なのか、眠れるウサギなのか、この違いが明らかになると考える訳であります。共に、国民として、日本国民の誇りを持った国民運動をこれからも続けたいと考える訳であります。
今日は以上です。
まず彼は、冒頭において自分がこれから語ろうとするメッセージを次のように要約しています。
「血を流す覚悟の戦略、これが安倍内閣の未来、これを切り開く」
これは一体どういう意味なのか。
問1. 誰が何のために「血を流す」と、安倍内閣の未来が切り開かれるというのでしょうか。
問2. また「安倍内閣の未来が切り開かれる」とは具体的にどんな意味なのでしょうか。
この二点を明確にすれば、彼の言わんとすることの全体像はほぼ明らかになるはずです。
この二点を明らかにするために、文中の「血を流す」という表現が使われている部分を赤字にしてみました。
また「安倍政権の未来を切り開く」事の内容を具体的に言い換えていると思われる箇所を青字にしてあります。
まず、赤い部分を一つ一つ辿って、彼が「血を流す」という言葉で何を意味しているのかを確認してみてください。
すると、彼はこの「血を流す」という言葉で、「国民が、尖閣諸島をめぐって中国と戦争をして血を流す」ということを意味していることが、お解りいただけると思います。
つまり、彼は、
この二点を明らかにするために、文中の「血を流す」という表現が使われている部分を赤字にしてみました。
また「安倍政権の未来を切り開く」事の内容を具体的に言い換えていると思われる箇所を青字にしてあります。
まず、赤い部分を一つ一つ辿って、彼が「血を流す」という言葉で何を意味しているのかを確認してみてください。
すると、彼はこの「血を流す」という言葉で、「国民が、尖閣諸島をめぐって中国と戦争をして血を流す」ということを意味していることが、お解りいただけると思います。
つまり、彼は、
「日本国民よ、中国と戦争をし、血を流せ、そうすれば、安倍内閣の未来は切り開かれるのだ。」
と言っていることになります。
これだけでも、かなり奇怪なメッセージです。
私たち日本国民は、安倍内閣の未来を切り開くために、中国と戦争をし、血を流さなければいけないのでしょうか。
これは、まるで教祖様に命を捧げなさいといっているカルト宗教のメッセージそのものです。
では、次に「安倍政権の未来を切り開く」という言葉で彼が何を意味しているのかを見ていきましょう。
文中の青字の箇所を辿り、意味を確認していくと、
これは「日本を取り戻す」や「戦後レジームからの脱却」という安倍政権のスローガンが実現されていくことであり、より具体的には、「日本が核武装をして、独立を果たす」という意味であることがお解りになると思います。
とすると彼は
これだけでも、かなり奇怪なメッセージです。
私たち日本国民は、安倍内閣の未来を切り開くために、中国と戦争をし、血を流さなければいけないのでしょうか。
これは、まるで教祖様に命を捧げなさいといっているカルト宗教のメッセージそのものです。
では、次に「安倍政権の未来を切り開く」という言葉で彼が何を意味しているのかを見ていきましょう。
文中の青字の箇所を辿り、意味を確認していくと、
これは「日本を取り戻す」や「戦後レジームからの脱却」という安倍政権のスローガンが実現されていくことであり、より具体的には、「日本が核武装をして、独立を果たす」という意味であることがお解りになると思います。
とすると彼は
「日本国民よ、中国と戦争をし血を流せ、そうすれば日本は核を保有し、独立できるのだ。」
と言っていることになります。
これもまた奇怪なメッセージであり、
「○○をせよ、そうすれば、なんじは救われるであろう」というカルト宗教が用いるメッセージの型をそのまま踏襲しています。
そもそも、どうして中国と戦争をすると、日本は核武装ができ、独立できるというのでしょうか。
その答えのヒントは真ん中の徳川家康のエピソードの部分にあります。
家康が臥薪嘗胆、秀吉に臣下の礼を取り力を蓄えたように、今はTPP交渉参加を容認しアメリカに隷属し、かつ中国と戦争をして国民が血を流せば、(おそらくアメリカに核保有を認められて)、日本は核武装を果たし独立できるのだ。
と彼は信じているようです。
一体、「TPP交渉に参加し、中国と戦争をする」と、その結果「日本の核武装が認められて、日本は独立できる」、という彼の信念は、どこから湧いてきたものなのでしょうか。
何を根拠に彼はこのようなことを語っているのでしょうか。
確かに一部のアメリカの議員の中には、高まる中国の脅威の中、日本の核武装を容認すべきと発言する人たちもいますが、中国と戦争すれば、アメリカ政府が日本に核武装を認めるなどと約束したのでしょうか。
そもそも「日本の独立」とは「アメリカからの独立」のことなのですが、どうして「アメリカからの独立」が、中国と戦争することによって得られると彼は信じるのでしょうか。
どうして「アメリカからの独立」が、TPP交渉参加によって、日本が完全にアメリカに隷属し、グローバル秩序に組み込まれた後で果たされるなどと彼は信じるのでしょうか。今度はアメリカと独立をかけた戦争でもすると言うのでしょうか。
「TPP交渉に参加し、中国と戦争をすること」と、「核兵器を保有し日本がアメリカから独立を果たす」という二つの事柄は、何の論理的な因果関係によっても結ばれてはおらず、ただ彼の極めて非合理で飛躍した「信仰」の表明にすぎないことは明らかです。
これもまた奇怪なメッセージであり、
「○○をせよ、そうすれば、なんじは救われるであろう」というカルト宗教が用いるメッセージの型をそのまま踏襲しています。
そもそも、どうして中国と戦争をすると、日本は核武装ができ、独立できるというのでしょうか。
その答えのヒントは真ん中の徳川家康のエピソードの部分にあります。
家康が臥薪嘗胆、秀吉に臣下の礼を取り力を蓄えたように、今はTPP交渉参加を容認しアメリカに隷属し、かつ中国と戦争をして国民が血を流せば、(おそらくアメリカに核保有を認められて)、日本は核武装を果たし独立できるのだ。
と彼は信じているようです。
一体、「TPP交渉に参加し、中国と戦争をする」と、その結果「日本の核武装が認められて、日本は独立できる」、という彼の信念は、どこから湧いてきたものなのでしょうか。
何を根拠に彼はこのようなことを語っているのでしょうか。
確かに一部のアメリカの議員の中には、高まる中国の脅威の中、日本の核武装を容認すべきと発言する人たちもいますが、中国と戦争すれば、アメリカ政府が日本に核武装を認めるなどと約束したのでしょうか。
そもそも「日本の独立」とは「アメリカからの独立」のことなのですが、どうして「アメリカからの独立」が、中国と戦争することによって得られると彼は信じるのでしょうか。
どうして「アメリカからの独立」が、TPP交渉参加によって、日本が完全にアメリカに隷属し、グローバル秩序に組み込まれた後で果たされるなどと彼は信じるのでしょうか。今度はアメリカと独立をかけた戦争でもすると言うのでしょうか。
「TPP交渉に参加し、中国と戦争をすること」と、「核兵器を保有し日本がアメリカから独立を果たす」という二つの事柄は、何の論理的な因果関係によっても結ばれてはおらず、ただ彼の極めて非合理で飛躍した「信仰」の表明にすぎないことは明らかです。
「安倍晋三のために血を流せ」
「中国と戦争をせよ」
「アメリカには隷属し、TPP交渉に参加せよ」
「そうすればお前たちは救われるのだ」
「核兵器を手にし『戦後レジームからの脱却』『日本の独立』という極楽浄土に到達できるのだ」
「中国と戦争をせよ」
「アメリカには隷属し、TPP交渉に参加せよ」
「そうすればお前たちは救われるのだ」
「核兵器を手にし『戦後レジームからの脱却』『日本の独立』という極楽浄土に到達できるのだ」
以上のように彼が発しているメッセージは、あらゆる面からカルト宗教に酷似したものであることがお解りになると思います。
また、彼は、この話の中でも、カルト宗教でしばしば用いられるダブルバインドの洗脳手法を使っています。
また、彼は、この話の中でも、カルト宗教でしばしば用いられるダブルバインドの洗脳手法を使っています。
A. 戦後保守に見られる対米従属の姿勢は間違っている
と言いながら、
B. TPP交渉参加はやむをえない(対米従属すべきである)
と矛盾した二つのメッセージを同時に掲げています。
また、以前、国賊チャンネル桜: 本当に守るべきものは何かという記事の中で、詳細に説明したように、水島が掲げる価値の優先順位はここでも完全に転倒しています。
「アメリカには隷属せよ。TPP交渉に参加してそのために国を失くしてもやむを得ない。」
と言いながら、
「中国に対しては血を流し、尖閣諸島を死守せよ。」
と私たちに呼びかける。
TPP交渉参加によって、祖国を失くし生活の場所を破壊されても、それは甘んじて受け入れながら、たった一つの無人島を守りぬくために、そして安倍政権の未来を切り開くために、血を流せと私たちに命じる。
そもそもあの無人島は、私たちが、TPP交渉に参加しなければ、守り抜けないものなのでしょうか。
あの無人島を守るために、私たちは、私たちの生活の場を犠牲にしなければならないのでしょうか。
私たちや私たちの家族、子孫が生きることになる「場所」、「日本の国」そのものと、東シナ海の無人島はどちらが大切なのでしょうか。
チャンネル桜は、安倍を下ろして他に現実的な代案はあるのかといいますが、「TPP交渉に参加して、中国と戦争をせよ、そうすれば、核保有が認められ、日本の独立は取り戻されるのだ」などという彼らの「教義」こそが非現実な妄想なのであり、TPP交渉には断固参加しない、中国とは極力衝突を避けながら、対米依存を漸次減らしていき、かつ、日本の武装力を強めていく。その方向に進む方が「日本の独立」のためには遥かに現実的であり、自然であり、かつ健全です。
彼らは、カルト宗教的な洗脳手法を用いながら、「TPP交渉参加」と「中国との戦争」の方向へと日本国民を誘導し、日本を亡国の淵に陥れようとしています。
多くの人々が彼らのカルト的な手法に気づかぬまま、洗脳されてしまってきたのが、現在の状況であり、「安倍さんを信じよう」などという言葉が飛び交い、「総理大臣を信じる」などといった日本の憲政史上いまだかつて見られたことがない奇怪な社会現象が発生し、安倍政権が目論む、TPP交渉参加と道州制導入、そして中国との戦争による亡国の坂を、私たちの国は転げつつあります。
私たちはどんなことがあっても、
また、以前、国賊チャンネル桜: 本当に守るべきものは何かという記事の中で、詳細に説明したように、水島が掲げる価値の優先順位はここでも完全に転倒しています。
「アメリカには隷属せよ。TPP交渉に参加してそのために国を失くしてもやむを得ない。」
と言いながら、
「中国に対しては血を流し、尖閣諸島を死守せよ。」
と私たちに呼びかける。
TPP交渉参加によって、祖国を失くし生活の場所を破壊されても、それは甘んじて受け入れながら、たった一つの無人島を守りぬくために、そして安倍政権の未来を切り開くために、血を流せと私たちに命じる。
そもそもあの無人島は、私たちが、TPP交渉に参加しなければ、守り抜けないものなのでしょうか。
あの無人島を守るために、私たちは、私たちの生活の場を犠牲にしなければならないのでしょうか。
私たちや私たちの家族、子孫が生きることになる「場所」、「日本の国」そのものと、東シナ海の無人島はどちらが大切なのでしょうか。
チャンネル桜は、安倍を下ろして他に現実的な代案はあるのかといいますが、「TPP交渉に参加して、中国と戦争をせよ、そうすれば、核保有が認められ、日本の独立は取り戻されるのだ」などという彼らの「教義」こそが非現実な妄想なのであり、TPP交渉には断固参加しない、中国とは極力衝突を避けながら、対米依存を漸次減らしていき、かつ、日本の武装力を強めていく。その方向に進む方が「日本の独立」のためには遥かに現実的であり、自然であり、かつ健全です。
彼らは、カルト宗教的な洗脳手法を用いながら、「TPP交渉参加」と「中国との戦争」の方向へと日本国民を誘導し、日本を亡国の淵に陥れようとしています。
多くの人々が彼らのカルト的な手法に気づかぬまま、洗脳されてしまってきたのが、現在の状況であり、「安倍さんを信じよう」などという言葉が飛び交い、「総理大臣を信じる」などといった日本の憲政史上いまだかつて見られたことがない奇怪な社会現象が発生し、安倍政権が目論む、TPP交渉参加と道州制導入、そして中国との戦争による亡国の坂を、私たちの国は転げつつあります。
私たちはどんなことがあっても、
TPP交渉に参加してはなりません。
中国との戦争は極力避けなくてはなりません。
以上は、国を守る上での、決して妥協してはならない選択の余地なき至上命題です。
TPP交渉参加も、中国との戦争も、日本の国家の解体と疲弊と弱体化しかもらたしません。
亡国の使徒、チャンネル桜、水島総の妄言に騙され、のせられてしまってはいけません。
今の日本は、AppleがCMで描いたジョージ・オーウェルの小説『1984』の世界そのものです。
水島総が、どうして、私たちの国を亡国にしか導かないような危険な妄言を執拗に繰り返し、安倍晋三を神格化し、みなさんを洗脳してきたのか。
その理由はみなさん、一人一人が自分の頭で考えてみてください。
多くの日本国民が、この亡国の危機から逃れるために、彼らの洗脳から一日も早く目を覚ましてくれることを切望します。
日本は現在、大変危険な状況におかれています。
TPP交渉参加も、中国との戦争も、日本の国家の解体と疲弊と弱体化しかもらたしません。
亡国の使徒、チャンネル桜、水島総の妄言に騙され、のせられてしまってはいけません。
今の日本は、AppleがCMで描いたジョージ・オーウェルの小説『1984』の世界そのものです。
水島総が、どうして、私たちの国を亡国にしか導かないような危険な妄言を執拗に繰り返し、安倍晋三を神格化し、みなさんを洗脳してきたのか。
その理由はみなさん、一人一人が自分の頭で考えてみてください。
多くの日本国民が、この亡国の危機から逃れるために、彼らの洗脳から一日も早く目を覚ましてくれることを切望します。
日本は現在、大変危険な状況におかれています。
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