【国賊三部作3】国賊・安倍信者

国家破壊に加担する「愛国者」たち。
※この記事は、旧ブログの記事【国賊三部作3】国賊安倍信者: 国家破壊に加担する「愛国者」たち(2013年4月14日)を再掲したものです。

【国賊三部作1】国賊・安倍晋三
【国賊三部作2】国賊・チャンネル桜

に続く【国賊三部作】の完結編です。

【国賊三部作】のこのシリーズにおいて、これまで、安倍晋三は「国賊」であること、また、チャンネル桜が「国賊」であることを、事実と論理的推論に基づいて述べてきました。

これまで述べてきたように、安倍晋三は、小泉純一郎や橋下徹と同じく、新保守主義と新自由主義が結合した政治家の典型的な例なのですが、安倍晋三の新自由主義的な側面を完全に隠蔽し、保守的な側面ばかりを強調して、安倍が新自由主義やグローバリズムに反対する純粋な愛国・保守政治家であるかのようなイメージを刷り込むためのプロパガンダが巧妙かつ大規模に展開されてきました。

ですから、このプロパガンダに欺かれて、多くの人たちが安倍晋三を単純な愛国・保守の政治家であると錯覚しても仕方のないことでした。

しかし、安倍晋三が、「聖域なき関税撤廃が前提である限り、TPP交渉には参加しない」という欺瞞的な選挙公約によって、国民を欺き裏切る形でTPP交渉参加を表明し、安倍政権の売国的本質が明らかになったあとも、なおも、事実をあるがままに直視せずに、安倍晋三を盲目的に支持し続けている人々がいます。

私はこのような盲目的安倍支持者のことを次のように申し上げずにはおれません。

3. 安倍信者は「国賊」である。
4月12日、日米両政府は、日本のTPP交渉参加に向けた事前協議で合意に達しました。合意文書では、日本が「聖域」を主張する農産品については「敏感な問題がある」との表現にとどまり確約はなされなかった一方で、自動車の関税や保険に関しては、アメリカに大きく譲歩する形になりました。

米に配慮、かんぽ新商品認可せず TPP日米協議合意

米国側が懸念していた保険分野では、日本郵政傘下のかんぽ生命保険ががん保険など新商品を申請しても日本政府は当面認可しないことを決めた。


自民党のTPPに関する6条件には、「政府調達及び、かんぽ、郵貯、共済等の金融サービス等のあり方については我が国の特性を踏まえること」と書かれてあったはずですが、簡保に関して「我が国の特性」は守られないのでしょうか。

これを受けて、安倍晋三は下のように4月12日、「TPPに関する主要閣僚会議」において次のように語りました。

「今般、我が国のTPP交渉参加に関し、日米が合意いたしました。今回の日米合意は、我が国の国益をしっかり守る合意であったと思います。TPP交渉参加は国家百年の計です。TPPは、日本経済やアジア太平洋地域の成長の取り込みといった経済的メリットに加え、同盟国の米国をはじめ、自由、民主主義、法の支配といった普遍的価値を共有する国々とのルール作りは、安全保障上の大きな意義があると思います。我が国の国益を実現するための本当の勝負はこれからです。最強の体制の下、一日も早くTPP交渉に参加し、TPP交渉を主導していきたいと思います。」


今回の日米合意は、アメリカに日本が一方的に譲歩するばかりであり、自民党が掲げていた6条件の厳守はどこにも明記されていないにも関わらず、安倍晋三は、「我が国の国益をしっかり守る合意であったと思います」と言い切ると同時に「TPP交渉参加は国家百年の計です」と述べて、あらためてTPP交渉参加に積極的な姿勢を示しました。

また、「自由、民主主義、法の支配といった普遍的価値を共有する国々とのルール作りは、安全保障上の大きな意義があると思います」と述べてTPPが「対中包囲網」であることを仄めかしていますが、TPPが本当に「対中包囲網」の形成を目指すものであるならば、安倍政権は、どうして、TPPと並行して、日中韓FTAや、実質的には中国が推進しているRCEP(東アジア地域包括的経済連携)への参加も推進しているのでしょうか。矛盾しています。

このことから見ても、「対中包囲網」という安倍政権が掲げるスローガンは見せかけにすぎず、その真意は、グローバル秩序の利益の最大化を狙うために、TPP、日中韓FTA、RCEP(東アジア地域包括的経済連携)、道州制、その他諸々の新自由主義的な構造改革を断行することにあることは、明らかではないでしょうか。

長い歴史の積み重ねと先人たちの努力の結果、さまざまな「強み」を国内に抱える日本にとって、TPPをはじめとする、新自由主義の考えに基づくさまざまな構造改革は、日本の「強み」が国外に流出していく結果しかもたらさず、99%の国民は不利益しか被りません。

新自由主義的な諸政策が断行されて、日本の「強み」が国外に流出し、産業が空洞化し、農業が壊滅し、日本の国家解体と弱体化が進行していけば、もはや「中国包囲網」どころではなくなります。日本は、ますます自分の足で立つことはできず、アメリカや、グローバル秩序のように、日本以外のものに依存し組み込まれた状態を維持しなければ、生きていけないようになるでしょう。

それにも関わらず、いまだに、この国家解体をもくろむ売国政権を「愛国保守」の権化であるかのように言い張る人々がいます。

チャンネル桜の言葉を借りるならば「亡国最終兵器」であるTPP交渉参加を表明し、売国的な本質が既に多くの人々の目に明らかになっている現在においても、安倍政権を支持し続けている人々がいるというのは、どういうことなのでしょうか。

彼らは、安倍政権が、どのような地平に日本を導こうとしているのかしっかり理解した上で、安倍政権を支持しているのか。それとも、政治について何も分からずに、ただ雰囲気に流されて、安倍政権を支持し続けているのか。

一体、どちらなのでしょうか。

世界の国々が栄枯盛衰を繰り返してきた中で、日本という国は、先人のたゆまぬ努力と多くの犠牲によって、建国以来途絶える事なく、何千年の時を超えて、現代を生きる私たちに引き継がれてきた国家です。


(画像出典:『最新世界史図説タペストリー』帝国書院)

この大切な国を、未来の日本人に健全な形で引き継ぐ責任を、現代を生きる私たち日本人は担っているはずですが、安倍政権を盲目的に支持する人々は、この責任を果たそうとせず、私たちの先祖を裏切り、また私たちの子孫に対して大きな害をなそうとしています。

子孫に害をなすどころか、彼らは、自分たちの首を自分でしめていることにすら気づきません。

このような一部の特殊な志向をもつ人々の愚かさによって、私たちの大切な国が解体され歴史から消滅することは決してあってはなりません。

このようなもはや日本人である責任を放棄してしまった人々、論理的に思考することをやめてしまった人々、日本という国以上に大切な守るべきものを持ってしまった狂信者たちを尻目に、私たち日本国民は、先祖と子孫に対する重大で当たり前の努めを粛々と果たしていかなくてはなりません。

特定の政治家や立場やイデオロギーではなく、もっと大切な守るべきものを持つ私たちは、それを損なおうとするどんな人々の、どんな企てに対しても、反旗を翻さなくてはなりません。

「大切な守るべきもの」とは、ある人にとっては、子かもしれない、妻かもしれない、親かもしれない、孫かもしれない、兄弟かもしれない、親類縁者かもしれない、友人かもしれない、恋人かもしれない、仕事かもしれない、将来の夢かもしれない・・・

それがどんなものであれ、「大切な守るべき」この素朴で具体的な一つ一つのものの結集した塊こそが、私たちが「日本」と呼ぶものの実体であり、中身です。

暮らしと、家族と、故郷と、国を守ることが切実な形で一つに重なっている「現場に立たされている」私たち国民にとっては、自民党安倍政権が、TPPだの道州制だのを公約において明確に取り下げない限りは、「TPP絶対反対、安倍晋三絶対支持」などという論理的に矛盾した無責任きわまりない妄言を受け入れることは、絶対にできません。
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記事の動画化

この記事を動画にしました。
【国賊三部作3】国賊・安倍信者
http://www.nicovideo.jp/watch/sm26090712

動画化はとりあえず2013年の記事から行っています。音声版で動画化済みの記事も、フォントなどを整え直したりして再投稿しています。

No title

すいませんでした。
情報提供のつもりで、少し書きすぎたようです。
自重いたします。

先ほど投稿ボタンを押した文章は、管理人様の書き込みを読む前に送信してしまったものです
このメールともども不適切であれば、削除してください

すいませんでした

コラッジョさん

これまで他の方たちにもお願いしてきたことなのですが、当ブログは、賛同者、批判者に関係なく、特定の方からのコメントが集中することを歓迎していません。

特定の方のコメントが集中することによって、WJFの主張とその方の主張の境目が、読者の方たちに分かりにくくなってしまうおそれがあるため、特にコラッジョさんのように似通った意見をお持ちの方のコメントが集中することには警戒心をもっています。

各自の意見が提示される場所は、基本的には、それぞれのブログやツイッターであるべきだと考えます。

コラッジョさんも、すばらしいご見識をお持ちですので、どうぞ他の方の参考や助けになるように、なるべくご自分のブログやツイッターにご意見を寄せてくださるようお願いします。

ご理解ください。

野村秋介は自民党を嫌っていたのに、30年後に自民党信者によって祭り上げられている不幸

埼玉大学教授にしてNHK経営委員の長谷川三千子が、右翼の野村秋介を高く評価する論文を書いていた事で、『経営委員に不適切』などと批判するクソ馬鹿なサヨクの言葉が最近取り上げられましたが、
その「クソ馬鹿なサヨクの言葉」を「安倍信者」であるネット右翼が批判してあざ笑うのは間違ってますね。
少なくとも、「ネット右翼」全般ではなく「安倍信者」に限って言えば、彼らにクソ馬鹿なサヨクを批判する資格など有りません。
野村秋介は、「安倍信者」「自民党信者」みたいな今のネット右翼を最も毛嫌いしていたのですから。
『いま君に牙はあるか』(1984年)の中で、野村秋介は次のように語っています。

【刑務所の中で私は部落の青年と仲良くなりました。この青年に自分の本と鈴木邦男君の本を見せたら、「僕は野村さん、右翼っていうのは自民党の手先だと思ったんです。右翼というのは田中角栄とか、そういう人を守る勢力だと思った」と彼が言うんですね。そのような一般的な評価を受けてる自分たちの姿勢というものは非常に残念だと思うわけです】

ちょうど30年前に、既に自著でこのように書いているのですが、
例によって例の如く「馬鹿」で「不勉強」な安倍信者は、野村秋介の著作なんぞ一字一句も読んでいないのでしょう。
「クソ馬鹿なサヨク」をあざ笑うつもりが、野村秋介に「クソ馬鹿な安倍・自民党信者」としてあざ笑われている結果になったという笑えない話です。

もしも現代野村秋介が生きていたら、間違いなく安倍信者や自民党信者なんて毛嫌いしたでしょうね。
(安倍晋三を祭り上げている長谷川三千子教授にも猛反発した可能性もありますが)

そして在日認定して朝鮮人呼ばわりしてあとは「見て見ぬ振り」……容易に彼らの行動パターンは推測できます。

それにしても、馬鹿な安倍信者はどこをどう見渡しても馬鹿でしかないので仕方ないですが、
チャンネル桜とか、水島とか、長谷川三千子とか、仮にも「野村秋介を尊敬している」と言ってそうな人々が、野村秋介自身の著作での発言を無視して、

安 倍 晋 三 及 び 自 民 党 賛 美 に 終 始 し て い る

のは何なんですかね?
頭が悪すぎて野村秋介の講演録に過ぎない本一冊もまともに読解できないのか、
「安倍信者は馬鹿ばっかりだから、嘘をついてもバレる恐れは無い」とタカをくくってわざと嘘をついているのか……

匿名様。

別のエントリーではフォローしてくださって
ありがとうございます。

そうですか......宇都宮候補ですか.......。
私は田母神候補か宇都宮候補かで迷ったあげく、
今回は田母神候補に一票を入れようと結論を
出したのですが、
(田母神候補なら防災対策、五輪をしっかり
やってくれるのではないかという程度の理由ですが)
頭冷やしてもう一度考え直します。
でも、細川候補はNGです。猪瀬の後を務めるなんて
冗談じゃないし、桝添候補も、安倍総理が推したから
これもNGです。
なんだかドクター・Nが魅力ある候補に見えます。


No title

色々と舌っ足らずで勘違いさせる書き方ですいませんでした。
私は田母神候補を支持するものではありません。その旨は以前別の箇所で述べさせていただきました。

私が言いたかったのは、

「安倍ちゃんを信じて付いていけば、中国・韓国にモノ言える強い日本になる!」
「安倍ちゃんは中国・韓国と戦える唯一の希望の光!」

みたいに安倍信者が期待しているくせに、当の安倍晋三自身は全然戦っていないではないかと皮肉を言いたかったのです。
安倍晋三に本気で中国・韓国と戦う気があるのであれば、舛添要一ではなく田母神を推薦すべきではないかと指摘したかったのです。
それをしなかった時点で、安倍晋三には本気で戦う意欲なんぞ無いのが解るであろうと。

にも関わらず、この期に及んで「安倍ちゃん」「安倍ちゃん」と盲信している安倍信者は、頭がおかしいのではないか?

これが言いたかったのであり、決して「田母神を支持せよ」と言いたかったわけではありませんでした。
これは私の書き方、内容に問題があったので素直に謝罪いたします。


>安倍信者も愚かですが、田母神信者も負けず劣らず愚かだと思います。安倍を批判しながら田母神を支持できる人々の感覚が私はまったく理解できません。

その通りで、田母神支持者も負けず劣らず「愚か」なのは確かです。
安倍晋三が舛添要一を支持する事を明言した後も「安倍政権の真の継承者」みたいに名乗っているのは「マゾヒスト」なのではないかとも思います。
「安倍晋三」という男を盲信しているにも程がありましょう。

しかし、田母神支持者は、
「安倍ちゃんは支持するけど、今回の決定には納得できないからタモちゃんに入れるぜ」
という愚かさ、安倍信者は、
「安倍ちゃんが舛添要一を支持したのには何か素晴らしい深謀遠慮があるに違いない。安倍ちゃんを信じないような奴は偽装コミンテルンの朝鮮スパイのシナゲロ」
という意味の愚かさ、
双方の頭の悪さ加減を見比べれば、安倍信者の方が一層劣悪だと思うのですが。

田母神支持者には、
「田母神が当選すると『日本を守る』つもりで日本解体に手を貸している」
という事実が解ってない事が多いです。
物心ついた時から「改革=善」の世界で生まれ育ってきたのですから、新自由主義的改革が実は国家解体に繋がるのだという発想がそもそも理解できません。
「無知は罪」ですが、安倍信者の如く「解ってて騙してる」のと比べれば、まだしも罪は軽いのではないですか?
「マイナス100」と「マイナス99」くらいの差でしかないでしょうが。

>誤解されているようですが、左翼が分裂してくれたと喜んでいるのではなく、反新自由主義陣営が脆弱化することを危惧しているのです。


私も決して喜んでいるわけではありません。
http://wondrousjapanforever.blog.fc2.com/blog-entry-284.html
>小泉純一郎は「反原発」という左派の人々が喜びそうなスローガンを餌に票を取り込み、結果的には、構造改革を推進する細川護熙に支持を誘導する。
>小泉純一郎が担う役割は、原発に反対する左派の人々の支持が、構造改革に反対する政治家に流れてしまう事をブロックすることにあります。

この管理人様の見解に全面的に同意で、サヨクの宇都宮票を分裂させる為に細川というサヨクにも人気のある人物を担ぎ上げたのが事実でしょう。

しかしこういう事情であるならば、本気で「安倍ちゃん」が「戦う首相」たらんと欲していれば、確実に勝たせる事は可能だったと思うのです。
戦わずに逃げた時点で、安倍晋三が「戦う首相」でも何でもなかったという事が、また一つ証明されてしまったという事を指摘したかったのですね。

これまた私の書き方がまずく、舌っ足らずだったのが原因なわけですが。


最後に匿名様には申し訳ないですが、宇都宮氏も(仮に当選したとしても)期待できなさそうな事は指摘しておきます。

http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/touch/searchdiary?word=%2A%5B%B1%A7%C5%D4%B5%DC%B7%F2%BB%F9%5D

kojitaken氏は明確に「左派」であり、本来ならば宇都宮氏を支持するべきはずなのですが、その人でさえも宇都宮氏には愛想を尽かしています。

http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/touch/20130425/1366900958
http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/touch/20130426/1366908087
 
一例としてはこれですか。
アメリカの「ティーパーティー」をもじって、「緑茶会」と名乗るセンス。
アメリカのティーパーティーこそは、新自由主義万々歳の牙城みたいな所なのです。
友人にも新自由主義に近い人と仲良しな人が居るみたいですし。

たかが韓国のために日本を滅ぼしてはいけない

都知事選ですが、明確に反新自由主義を掲げているのは主要候補者の中では宇都宮候補しか無いですよ。

細川候補は、国家戦略特区を批判してませんし、組んでるのが小泉ですから、どうなるかはお察しです。

反新自由主義より原発廃止を優先すべきという人々の一部が細川支持に流れているようですが、有権者の支持が伸び悩んでいることから、宇都宮候補に鞍替えする人もいるそうです。

今回は田母神候補も暴走発言を封印して、防災に重点をおいた割と常識的な公約を掲げていますね。しかし、人脈からしても過去の発言からしても安倍の新自由主義を止めるつもりは無いことは明らかです。

反新自由主義の立場で、歴史問題を脇において眺めれば、宇都宮候補が一番まともじゃないでしょうか。
中韓を殲滅するために円安デフレ政策と国家戦略特区のようなグローバル構造改革を進めて、日本が滅びちゃ意味ないですしね…

コラッジョさん

安倍信者も愚かですが、田母神信者も負けず劣らず愚かだと思います。安倍を批判しながら田母神を支持できる人々の感覚が私はまったく理解できません。

なぜか。

1. 田母神を保守・愛国の救世主のように持ち上げているのは、安倍を保守・愛国の救世主のように持ち上げたのと同じ人々です(つまりチャンネル桜)。彼らがさんざん「保守だ、愛国だ」と持ち上げた安倍の実体をみれば、田母神が真の保守政治家ではないことぐらい簡単に類推できます。安倍で痛い目にあっていながら、同じ過ちを繰り返すのはあまりに愚かです。

2. 田母神陣営は安倍政権を批判するどころか、自分たちは安倍の嫡流だと豪語しています。

3. 三橋貴明によればタモガミクスは、公共事業の増加によって、アベノミクスを補完するのだそうですが、アベノミクス第三の矢(つまり構造改革)の一部であり、東京が最も深く関係する国家戦略特区構想を批判するどころか、田母神はカジノ解禁に賛成しています。カジノ解禁にはフジテレビや、パチンコ業界が深く関係しています。

安倍と田母神は対立し合うどころか、同類であり、同じ穴のむじなです。安倍のようなインチキ「保守」政治家一人でもうんざりなのに、「安倍の嫡流」がこれ以上増殖されては困ります。

>今回の都知事選挙では、管理人様が指摘される通り、サヨク側が細川派と宇都宮派に勝手に分裂してくれたので、安倍晋三と自民党が本気で田母神を応援していたら当選した可能性も大いにあります。

誤解されているようですが、左翼が分裂してくれたと喜んでいるのではなく、反新自由主義陣営が脆弱化することを危惧しているのです。

私が願うのは、左翼であれ、右翼であれ、構造改革や新自由主義にブレーキをかける勢力が勃興することです。

「歴史問題」と「構造改革」は連動しており、「歴史問題」とは「日本の過去」の否定であり、「構造改革」は「日本の未来」の否定である、とかねがね繰り返していますが、政治家の仕事は、「日本の過去」を語ることよりも、あくまで「日本の未来」を正しく構想することだと思います。

「日本の過去」を語るのは政治家の仕事ではなく、そもそも歴史家の仕事です。「日本の過去」についてある認識を政治家が持っていたとしても、その歴史認識は直接語られるべきものではなく、彼らが「日本の未来」をいかに構想するか、という問題の中で表現されるべきものだと思います。「日本の未来」を正しく構想できる政治家は、ことさら歴史問題について言及しなくても、「日本の過去」に関する正しい認識を持っているはずだからです。

つまり政治家の善し悪しは、その人物が「日本の過去」に関して何を言うかで判断するのではなく、ひたすら「日本の未来」について何を語るかで判断されるべきです。この視点で安倍や田母神を見る時、彼らがいかに心もとない「保守」政治家であるかが明らかになります。

多くの人々が安倍のごとき政治家を「保守」政治家だと誤認するのは、「日本の過去」に関する安倍の立ち居振る舞いに目をくらまされるからです。「日本の過去」に関する安倍の言動は一切蓋をして、「日本の未来」に関する彼の言動だけに注視すれば、安倍はひたすら「日本を外国人だらけにする」ということしか言っていない事が簡単に分かります。

慰安婦問題など「日本の過去」について強硬なことを語ったり、いかにも「保守」っぽいなりをしているが、政治家の本分である「日本の未来」に関しては、新自由主義や構造改革には「ノー」と言わず、無防備であったり、嬉々としてこれを推進したりする。

そのようなインチキな「保守」政治家はもうお腹いっぱいです。

中道を歩むバランスのとれた良識のある声、真に日本を「保守」しようとする勢力は、ことさら日の丸など振り回さない、一見すると「保守」でもなんでもない普通の人々の中から立ち上がるのではないかと期待します。

No title

>Q. 日本を外国人だらけにする安倍さんはおかしいと思い、「安倍さんて本当に愛国者なのかなあ」と保守の友達に話したら「あなたの正体は偽装転向コミンテルンの在チョンのシナゲロでしょ」と言われました。私はシナゲロですか?
>A. ちがいます。

管理人様は本ッ当に的を射た発言が得意ですね。

今回の都知事選挙で、安倍信者が仲間割れし始めています。
何せ「オレたちの田母神」を安倍晋三が支持せず、散々彼らが批判してきた舛添要一を支持すると明確に発言してしまったからです。
田母神派が安倍晋三に失望を始めています。

舛添要一は、ネット右翼の世界では

「自民党が窮地に立たされた時には、支える事無く一足先に逃げ出した」
「母親の事をオモニと呼ぶ」
「朝鮮人特有の水の飲み方、朝鮮呑みを行う」
「外国人参政権に賛成している」
「隠し子五人で家庭内暴力で二度離婚」
「母親の介護を完全に姉に押しつけたくせに、一文の経済援助も与える事無かったので、姉は生活保護を受給」
「政党交付金を自分の借金返済に流用」

などの話でボロクソに叩かれていた人物でした。
こんな人物を東京都連が支持した時点では、
『これは都連が勝手に支持しただけだ。安倍ちゃんの本心は田母神支持だ!』
などとネット右翼は勝手に思いこんでいたのでした。
それが、明確に安倍晋三が「舛添要一を支持する」などと発言し、応援演説まで行うと言うので、「安倍派」と「田母神派」で大分裂。

田母神支持派が安倍晋三の決断を批判した途端、

『工作員が必死www』
『チョンは黙ってろ』
『安倍ちゃんに押されまくってるからここぞとばかりに復讐か?』

などと田母神支持者たちを批判する声が現れ始めました。

この期に及んで安倍晋三を支持できる彼ら安倍信者は、もう気が狂ってるとしか思えません。
どうしてそこまでして安倍晋三みたいな卑怯卑劣な嘘つき男を信用できるのか?
野党党首とかヒラ議員時代だったら安倍晋三が支持したであろう、歴史観や国家観の共通する田母神を、首相だからって手のひら返して支持しなくなったのですよ?
これを「卑怯」「卑劣」「嘘つき」と呼ばずして、何をそう呼ぶのですか?

「タモさんが当選すれば、中国や韓国にギャフンと言わせられる!」と、それまで支持してきた安倍信者たちは、
その田母神当選の芽を摘んだ安倍晋三の失策を批判するのではなく、
「安倍晋三が支持した舛添要一こそが都知事に相応しい」などと言い出すのですから、頭が悪いとかおかしいとか月並みな言葉では理解できません。

今回の都知事選挙では、管理人様が指摘される通り、サヨク側が細川派と宇都宮派に勝手に分裂してくれたので、安倍晋三と自民党が本気で田母神を応援していたら当選した可能性も大いにあります。
「連立を組んでいる公明党に安倍ちゃんは強要されたんだ」とか言ってるバカな安倍信者も居ますが、今の自民党は公明党を切り捨てても単独過半数を押さえているじゃないですか。
どうしても連立政権にしたいなら、公明党の代わりに維新でも引っ張り込めば良いだけの話ですし、田母神支持ともなれば維新の石原慎太郎と共闘して恩を貸す事だってできたでしょう。
要するに「勝たせようと思ったら勝てる可能性が大いにあった」選挙です。

それを投げ捨てて舛添要一などを支持した時点で、安倍晋三には本気で中国や韓国と戦う意志など無いと判断するのが普通の人間でしょう。

安倍信者は狂ってます。

No title

http://sonicch.com/archives/35958964.html

国連が、日本の賃金は世界最低と言ってるにも関わらず、
ありとあらゆる詭弁を駆使して安倍晋三をかばい、国連を批判する馬鹿どもの構図です。

安倍晋三はまだ一年しか政権を率いていないのであって、
「そんな一年とかそこらで、何とか出来るわけ無いだろ」
と彼らが言い張っていればまだ解るのですが。
彼らのやる事は、安倍晋三やアベノミクスに都合の悪い話には片っ端から罵詈雑言をぶつけ、仕舞いには、
「国連総長が韓国人だからこんな日本を非難するような文書が出るんだ」
などと、韓国批判に結びつけています。
「韓国」という単語を持ち出さないと、政治も経済も何も語れないんですかね、コイツらは。

一年前には、竹中平蔵でさえ、「効果が現れるには3年はかかる」と発言していたはずです。

安倍信者たちは、「アベノミクスの効果は一年で出てるはずだ」とか思ってるのですかね?
それとも「最低賃金なんて上げなくて良い。ブラック企業万々歳」とか思ってるのですか?
馬鹿な安倍信者は、たかだか一年だけを見て「アベノミクスは大成功」などと賛美し、都合の悪いデーターには嘘と詭弁で罵詈雑言をぶつけるのだから正真正銘の「馬鹿」です。

No title

http://news.nicovideo.jp/watch/nw927352

安倍信者は、経済学と言う統計数字の世界ですら「安倍賛美」に向かうキチガイの集まりですね。
ツイッターのヒドすぎるレベルには失笑を禁じ得ません。

「貿易赤字」が増えたのは、安倍晋三が急激な「円安」に振る経済政策を行ったからではないですか!
それを覚悟の上で「アベノミクス」「アベノミクス」と盛り上がっていたのではなかったのですか、このバカどもは?

日本人の8~9割近くは「円高」でこそ得をし、「円安」では損するしか無いと言うのは、日本経済を語る上での一般常識です。

http://www.stat.go.jp/data/kokusei/2010/kouhou/useful/u18.htm

第二次産業に従事する人間は『18%』に過ぎず、第三次産業の中でも輸出で食ってるのは商社くらいなので、大して全労働者の『20%』以下程度の数字しかありません。
(第二次産業が必ずしも輸出”だけ”で食ってるわけでもありませんし、商社は輸入でも食える身分です)

この程度の一般常識すら持たないバカが、「安倍ちゃん」「安倍ちゃん」と一年前に賛美していたのでした。
私はその時既に同じ事を安倍信者に指摘し、「円安では日本人の大半は儲からない」と指摘しましたが、
彼らは「ミンスは地獄の円高を放置したじゃないか!あれが良かったとでも言うのか!」と愚にもつかない反論(?)するだけでした。
彼らはバカなので「円高」か、「円安」か、イエスかノーかの二元論しか理解できないのです。
「極端な円高」は悪に決まってますが、だからといって「アベノミクスで円安になれば日本経済が立ち直る」と言うのはバカのタワゴトです。

彼らは心底からバカで知識が無いので、貿易赤字の原因を「原発を再稼働しないからだ!」などとほざいています。
火力発電用の石油や天然ガスが貿易赤字の元凶なんだとか。
バカ丸出しです。

1、日本はイランやベネズエラのような反米政権と輸入交渉できる権利がなく、アメリカに中東の高い石油を買わされている

2、そもそも原発の原料となるウランにしろプルトニウムにしろ、完全に100%輸入依存の代物である
(従って貿易赤字解消には何の役にも立たない)

この二点を完全に無視しています。
いや、最初から知識がないバカなので、こういう一般常識すら持ち合わしていないのでしょう。
こういうバカが「政治厨」として偉そうに国の政策やマスコミの報道にケチを付けているのです。

安倍信者は「安倍晋三」とか「チャンネル桜」とは次元が違います。
安倍晋三やチャンネル桜は「判ってて騙してる」詐欺師だとすれば、安倍信者は「知識が無いただのバカ」に過ぎません。

No title

安倍信者=自民党信者はバカなので、

「民主党は政治のイロハも知らないド素人ばかりだったが、自民党は長年の政治経験もあるから違う」

みたいに言ってました。

北方領土問題を70年放置し、竹島問題を60年放置し、尖閣諸島問題を40年放置し続けた自民党のどこが「経験豊富」なのかと笑いたくなります。
「売国経験豊富」なだけじゃないかと。
憲法だって「憲法改正」を旗印に結党して以来、一度たりとも改正できなかったのが自民党です。
戦後のありとあらゆる問題は、自民党時代に問題の根が生まれています。

今、あらゆる問題の根になっている少子高齢化だって、ヨーロッパ事情を見れば容易に推測できた問題であり、1950年代には既にスウェーデンやフランスでは「現在進行中」の出来事でした。
(スウェーデンでは日露戦争くらいの百年前にはすでに始まっていた)

スウェーデンやフランスを反面教師に、当時の自民党が全力で少子高齢化問題に取り組んでいれば、少子高齢化を食い止められなかったとしても、ここまでひどい無策体制にはならなかったでしょう。

これが自民党の55年体制から続く60年の歴史なのですが、安倍信者は全く見ようともしませんね。

そこまで長期的に見ないにしても、たかだかここ最近十年程度の、インターネットも存在している時代の出来事すら覚えていないというのは、どんだけ彼らはバカなんですかね?
人の事を「情弱」「情弱」とバカにしますが、自民党に都合の悪い情報を「見ない」「知らない」「調べない」というのでは、人の事を情弱などと呼べる資格など無いと思います。

http://ja.wikipedia.org/wiki/PSE%E5%95%8F%E9%A1%8C

「政治経験豊富な自民党」が、「8年前」にこんな事件を起こしています。
いつか、素晴らしい動画を毎回作ってくださるよしふるさん辺りにでも、この問題の経緯をまとめて動画化してもらいたいものです。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%8C%E9%9A%8E%E4%BF%8A%E5%8D%9A

時の経済産業大臣は『二階俊博』。
Wikipediaを見る限り、

『北京オリンピックを支援する議員の会(副会長)』
『日韓議員連盟 (常任幹事)』
『日中緑化推進議員連盟』
『みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会』

『靖国神社』の文字だけが空虚に浮いています。
この人は「親中派」で、「東京オリンピック招致なんかより、中国・韓国との首脳会談招致を優先せよ」と注文つけたような人物でもあります。
ついでに外国人参政権にも賛成するような、安倍信者であっても激怒するはずの人物ですが、こんな人間が「大臣」になってデタラメな法案を強引に押し通す事ができるのが「自民党」なのです。

「PSE法」の問題点に多くの人が気がつき、マスゴミも遅ればせながら批判を始めていた頃、この二階は国会でこう言い放ちました。

「この法律は基準認証制度の改定という一括法の中に含まれているため、特別な審議は行っていない。当時の大臣や局長以下関係者も今はもういない。しかし、役所としての、行政の継続性から、十分責任を痛感し、最後の努力を傾けたい」

中古家電店に倒産の危機を与える悪法だったくせに、
「特別な審議は行わず」
「当時の大臣や局長などの関係者は今やいない」から責任をとらず、
「しかし、役所としての、行政の継続性」があるから、どんなに非難されようが中止もしないで強行する
(ついでに国民に周知徹底させるべく説明もしてこなかった)

そのように国会で臆面もなく言ったのが、自民党の二階です。

最後にはこのように言いました。

『川を渡っている最中ですから、ここで馬を乗り換えたりUターンするわけにはいかない。精一杯頑張る経産省の姿を看取っていただきたい』

「しぬ気ならお前と経済産業省の官僚だけにしろ」と言いたくなります。
どのような悪法であろうと、批判は聞き入れずに強行するような大臣が存在する自民党が、果たして「政治能力がある」と言えるのですかね?

この二階は、小泉内閣だけでなく、福田内閣や麻生内閣でも経済産業大臣を務めています。
(第一次安倍内閣で干されたのではなく、経済産業大臣でなかっただけ。自民党国会対策委員長という重要な役職に居た)

一体安倍信者どもは、二階のようなバカでアホを大臣(もしくは自民党国会対策委員長)に任命する自民党に、本当に「政治能力がある」と思えるのですかね?

ご存知かもしれませんが

管理人様の引用される達磨大師のお言葉も良いですが、老子の次の言葉を是非とも安倍信者には熟読玩味してほしいものです

【信言は美ならず。美言は信ならず】

耳触りの良い言葉を信用してはならない、真実は辛口の言葉の中にしか存在しない
このような意味です

上はチャンネル桜や三橋から、下は名も無きネット右翼を筆頭とする安倍信者どもは、安倍や自民党の「美言」に騙されました
いや、3年前の民主党を勝たせた国民も、民主党の詐欺フェストという「美言」に騙されたのです

こう考えてみると、管理人様のような先見の明があふれる人は除いて、有権者全てが熟読玩味しなければならない言葉となりますね

No title

kazuya「終戦記念日にこだわる必要はない。例大祭に行けば良い」
http://kazuyahkd.com/archives/1227

安倍「中国・韓国の為に靖国参拝しません」
http://news.nicovideo.jp/watch/nw800528

ヘタレの売国最低首相の安倍が、こういう決断を下した以上、カズヤは安倍晋三を批判すべきですね
それともこれでも「批判するのは分裂工作員」とかレッテルを貼って擁護しますか?
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参考記事; 道州制: 何が問題なのか
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