「進撃の庶民」のための政治学講座(1)
「保守」とは何か。
みぬさ「起立、礼、着席。」
講師「学級委員のみぬさ君、ありがとう。『進撃の庶民』のみんな。今日は社会科の授業です。みんなそろってるかな?」
進撃の庶民「はーい。」
講師「元気よくお返事できたね。みんなえらいぞー。ヤン君、黒板に先生が書いた漢字読めるかな?」
ヤン「はい、『ほしゅ』って読むと思います。」
先生「よく読めたねえ、えらいぞー。今日は『保守』という言葉の意味を勉強するよ。『保守』って言葉の意味がわかる人いるかな?」
みぬさ「はーい、洗濯物をお外で乾かすことだと思います。」
講師「うーん、みぬさ君、それは『干す』です。先生が話しているのは『保守』って言葉だよ。他に分かる人?」
阿吽「はーい、缶コーヒーのことだと思いまーす。」
講師「それは『ボス』。じゃあ先生が説明するね、『保守』っていうのは、お父さんやお母さん、おじいさんやおばあさん、ひいおじいさんやひいおばあさん、それよりももっともっと以前の人々から引き継がれてきたものを、大事に守っていこうとする立場のことだよ。わかったかな?」
進撃の庶民「はーい。」
先生「じゃあ、もう少し具体的に考えてみようね。今から先生が二つの立場をあげます。どっちが『保守』の立場か、わかった人は手をあげてね。」
進撃の庶民「はーい。」
講師「まず、一つ目の例です。
築地市場という古い魚市場があります。この古い市場を早く廃止して、豊洲市場という新しいぴかぴかの魚市場に引っ越しすべきだという人たちがいます。これが一つ目の例です。
もう一つの例は、築地市場は古くてぼろぼろだけど、なんとか修繕したり建物を作り替えたりして、築地市場を残していきたい、その歴史を途絶えさせずに、次の世代に引き継いでいこうという立場です。
さあ、この二つの立場のどちらの立場が『保守』でしょうか。」
みぬさ「はーい。一つ目の例だと思います。」
講師「うーん、なんでそう思うのかな。」
みぬさ「三橋貴明さんという近所のおじさんが、築地市場を残そうとするのはけしからん、謝罪と辞任に値する。」と言っていたからです。
講師「うーん、みぬさ君、なんで三橋っていうおじさんの言うことは『保守』だと思うのかな?」
みぬさ「はい、三橋さんは洗濯物を干すのが大好きだからです。」
講師「それは『干す』。先生がお話しているのは「保守」だよ。他に分かる人いるかな?」
ソウルメイト「はーい。僕も一つ目の例だと思います。」
講師「なんでそう思うのかな」
ソウルメイト「近所の藤井聡というおじさんが、『豊洲の女』という歌を歌いながら、築地はとっとと廃止して豊洲に引っ越しすべきだと言っていたからです。」
講師「なんで藤井というおじさんが言うことは『保守』だと思うのかな?」
ソウルメイト「藤井さんは、缶コーヒーが大好きだからです。」
講師「・・・。」
講師「学級委員のみぬさ君、ありがとう。『進撃の庶民』のみんな。今日は社会科の授業です。みんなそろってるかな?」
進撃の庶民「はーい。」
講師「元気よくお返事できたね。みんなえらいぞー。ヤン君、黒板に先生が書いた漢字読めるかな?」
ヤン「はい、『ほしゅ』って読むと思います。」
先生「よく読めたねえ、えらいぞー。今日は『保守』という言葉の意味を勉強するよ。『保守』って言葉の意味がわかる人いるかな?」
みぬさ「はーい、洗濯物をお外で乾かすことだと思います。」
講師「うーん、みぬさ君、それは『干す』です。先生が話しているのは『保守』って言葉だよ。他に分かる人?」
阿吽「はーい、缶コーヒーのことだと思いまーす。」
講師「それは『ボス』。じゃあ先生が説明するね、『保守』っていうのは、お父さんやお母さん、おじいさんやおばあさん、ひいおじいさんやひいおばあさん、それよりももっともっと以前の人々から引き継がれてきたものを、大事に守っていこうとする立場のことだよ。わかったかな?」
進撃の庶民「はーい。」
先生「じゃあ、もう少し具体的に考えてみようね。今から先生が二つの立場をあげます。どっちが『保守』の立場か、わかった人は手をあげてね。」
進撃の庶民「はーい。」
講師「まず、一つ目の例です。
築地市場という古い魚市場があります。この古い市場を早く廃止して、豊洲市場という新しいぴかぴかの魚市場に引っ越しすべきだという人たちがいます。これが一つ目の例です。
もう一つの例は、築地市場は古くてぼろぼろだけど、なんとか修繕したり建物を作り替えたりして、築地市場を残していきたい、その歴史を途絶えさせずに、次の世代に引き継いでいこうという立場です。
さあ、この二つの立場のどちらの立場が『保守』でしょうか。」
みぬさ「はーい。一つ目の例だと思います。」
講師「うーん、なんでそう思うのかな。」
みぬさ「三橋貴明さんという近所のおじさんが、築地市場を残そうとするのはけしからん、謝罪と辞任に値する。」と言っていたからです。
講師「うーん、みぬさ君、なんで三橋っていうおじさんの言うことは『保守』だと思うのかな?」
みぬさ「はい、三橋さんは洗濯物を干すのが大好きだからです。」
講師「それは『干す』。先生がお話しているのは「保守」だよ。他に分かる人いるかな?」
ソウルメイト「はーい。僕も一つ目の例だと思います。」
講師「なんでそう思うのかな」
ソウルメイト「近所の藤井聡というおじさんが、『豊洲の女』という歌を歌いながら、築地はとっとと廃止して豊洲に引っ越しすべきだと言っていたからです。」
講師「なんで藤井というおじさんが言うことは『保守』だと思うのかな?」
ソウルメイト「藤井さんは、缶コーヒーが大好きだからです。」
講師「・・・。」
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